米国株式投資がオススメであることは前回の記事でお話していきましたが、個別銘柄を選ぶのがめんどくさい。という人に知っていただきたいのが高配当ETFです。
株式と同じように取引ができ、配当金も受け取ることができます。
目次【本記事の内容】
高配当ETFを勧める理由
金のなる木を育てましょう。
そんな言葉を聞いたことはありますか?
お金のなる木を買うことで、自らの収入とは別に木から収入を受け取ることができます。
その木を1本、2本と増やすことが出来れば、自分は働かなくても木が稼いでくれるようになるという話です。
高配当ETFは、その金のなる木に似ていますし、少額から購入が出来るメリットがあります。
私はキャピタルゲインよりインカムゲインを重視しています。
なぜなら、キャピタルゲインは株価の値上がりによって大きく稼ぐことが出来るかもしれませんが、逆に大きく下落してしまえば損切もしくは塩漬けになってしまいます。
プロでも利益を出すことは難しいのに、素人の私がそんな勝負をできるわけがありません(笑)
だからこそ、株価の値動きは安定しているものの、配当を重視している企業への投資が好きなのです。
では、3つのETFをご紹介していきます。
VYM
VYMは世界最大級の資産運用会社であるバンガードが運用しています。
運用実績としては、2019年12月現在で
- 3,000万人を超える顧客
- 674兆円の資産を運用
という巨大な企業です。
そのバンガードが提供する中でも私が好きなETFがVYMです。
米国株式市場の高配当利回りの銘柄で構成されています。
銘柄数は421銘柄と多めです。
業種もバランスよく分散されているため、リスク分散ができているといえます。
商品概要(2019/8/31現在)
株価 86.16米ドル
経費率 0.06%
直近配当金 0.6247米ドル
直近配当利回り 2.90%
HDV
HDVは世界最大級の資産運用会社であるブラックロックが運用しています。
バンガードも世界最大級でしたが、ブラックロックは運用資産額が6.84兆米ドル!
規模の大きさがうかがえます。
構成銘柄上位はこのようなカンジ。
VYMと似たような企業が並んでいますね(笑)
ただ、銘柄数は74銘柄と少なめです。
より利回りの高い銘柄を厳選しています。
商品概要(2019/8/31現在)
株価 92.66米ドル
経費率 0.08%
直近配当金 0.750368米ドル
直近配当利回り 3.24%
SPYD
SPYDは米国で初めてETFを提供したステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズが運用しています。
しかし、SPYD自体は2015年10月21日に設定されたので、割と新しいですね。
構成銘柄上位はこちら。
上の二つとは違った構成銘柄が並んでいます。
ちなみに銘柄数は80銘柄。
構成業種は不動産や一般消費財などが多く、高配当に特化しているといえますね。
3つの中ではずば抜けて配当利回りが高いです。
商品概要(2019/8/31現在)
株価 36.05米ドル
経費率 0.07%
直近配当金 0.461955米ドル
直近配当利回り 5.13%
まとめ
これらのETFからの配当金は年に4回支払われます。
支払月はどれも3・6・9・12の月です。
年4回の不労所得があると気持ちも上がりますよね!
最後に3つのチャートを比較しましょう。
- 黄→VYM
- 青→HDV
- 赤→SPYD
3種類ともほぼ同じ値動き(笑)
となると、あとは好みなのかな。
皆さんも少額から金のなる木を育てていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。