高配当とバイ&ホールドが投資方針だと言い続けていた私ですが、7月末で全ての銘柄とサヨナラしました。
そしてそのお金で購入したのは。。。
バンガード米国株式S&P500ETF(VOO)です!
高配当投資からインデックス投資へ切り替えた理由について書き綴っていきます。
目次【本記事の内容】
- 高配当銘柄のリスク
- 高配当ETFの欠点
- 配当利回りの高い銘柄のみ
- 資産形成時の効率の悪さ
- S&P500と競うならS&P500でいい
- まとめ
高配当銘柄のリスク
高配当銘柄へのバイ&ホールドを心掛けていましたが、今回のコロナショックで回復しない銘柄が目立ちました。
7月末時点の評価額です。
エクソンモービルはコロナショックというより原油価格の下落が原因でしょうけど(笑)
世界的な優良企業でもディフェンシブ銘柄でも外部要因の影響を受けることに改めて気付きました。

株価は大きく下落してるけど、
減配しなければ大丈夫!
なんて考える事自体が資産形成の目的と矛盾している気がしました。
自分なりに決算書を読んだり、ネットや本から情報収集をして個別株への投資をしましたが、プロの機関投資家でさえ勝つのが難しいのに勝てるわけない。と思ったわけです。
投資の基本は分散投資です。
個別銘柄への投資は止め、一度に多くの企業へ投資が出来るETFに切り替えることにしました。
高配当ETFの欠点
去年から高配当ETFへの投資を続けて気づいたことが2つあります。
1.配当利回りの高い銘柄のみ
私が今まで保有していたVYM・HDV・SPYDの構成銘柄を確認していきます。
VYM(428銘柄)
予想配当利回りが市場平均を上回る大型株。
HDV(75銘柄)
配当水準が比較的高位の米国株式。
SPYD(80銘柄)
S&P500の中の配当利回り上位80銘柄。
配当利回りが高い企業は老舗が多く、無配当でバリバリ稼ぐ最新の企業は含まれていません。
例えるならGAFAMです。
- グーグル
- アマゾン
- フェイスブック
- アップル
- マイクロソフト
低配当・無配当なので高配当株式ETFに選ばれることは無いでしょうね。
その点、VOOであれば時価総額の高い500銘柄で構成されているので、私が投資していた個別株も組み入れ比率は低いものの含まれている事実。
老舗企業だけでなく革新的な企業も含まれているVOOはバランスが取れていると判断しました。
2.資産形成時の効率の悪さ
当たり前のことですが、配当金にも税金が掛かります。
配当金についてまとめた記事がコチラ。
- 外国税10%
- 国内税20.315%
外国税額控除の手続きをすれば一部返ってきますが、30%も課税されるのは非効率です。
確実にもらえる配当金が魅力的ではありますが、その配当金も再投資に回しているわけですから、高配当にこだわる必要も無いと判断しました。
S&P500と競うならS&P500でいい
最強指数と呼ばれるS&P500は、投資家のベンチマークとされています。

S&P500+1.5%に対しMyPF+1.2%でした。
みたいなツイートを見かけませんか?
実際に私もS&P500と比べて今のポートフォリオはパフォーマンスが良いのか、とよく考えます。

でも敢えてS&P500と
競う必要があるの?
コロナショック後からずっと考えていました。
有名投資家のウォーレン・バフェットは
S&P500に投資をすれば良いと言います。
さらにコチラをご覧ください。
時価総額ランキング1位と2位はS&P500に連動するETFという結果に。
もう答えが出ている(笑)
まとめ
以上の理由により、高配当投資からインデックス投資へ切り替えることとなりました。
ただ、VOOの唯一の欠点は株価が高い。。。
1株3万円ぐらいなので、毎月2株程度の投資になりそうです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。