皆さん、こんにちは!
いな穂と申します。
7月に米国株の購入最低手数料が撤廃され、少額投資家が増えていることでしょう。
ただ、7月に始めた人はかなりの含み損を抱えている可能性が高いと思いますが(笑)
私も米国株式投資をしていますが、なぜ投資初心者にオススメなのか3つのポイントで解説していきます。
目次【本記事の内容】
購入単価が安い
日本株の場合、100単位で買わなければなりません。
このような計算式になります。
安く買える株式も存在しますが、売買代金が10万円を超える株式が多く、100万円を超える企業もあります。
米国株の場合は、なんと1単位から買えます!
マイクロソフトの株価は現在138ドル。日本円にすれば138円×106円=14,628円。
世界を代表する株を15,000円程度で買えます!
購入単価が安ければ、ポートフォリオが作りやすい。追加投資しやすい。といったメリットがありますね。
世界規模の会社が多い
こちらのサイトでは世界の時価総額ランキングが表示されています。
時価総額とは企業価値を評価するものです。
【計算式】
株価×発行済株式数
株価が上昇すればするほど、株式が発行されればされるほど時価総額は大きくなり、それは投資家からの期待値を表したものといえるでしょう。
ランキングを見てみると、50位以内に入っている日本企業はトヨタ自動車の1社だけです。
米国企業の数を数えてみると31社もありますね。
それだけ世界を代表する企業があるので、投資対象になりえる企業が見つかると思います。
そして、世界規模ということはライバル会社を圧倒しているといえます。
皆さんは仕事をしていて、ライバル会社がいなくなればいいのになぁ。と思ったことはありませんか?
私は常に思っていますよ(笑)
ライバル会社が太刀打ちできないほどの規模になれば、今後は安定した売り上げを確保することができ、利益も拡大していくことが予想されます。
世界第一位の株式市場
野村資本市場研究所が作成したレポートでは、各株式市場の時価総額がまとめられています。
株式市場 主要取引所の株式時価総額推移 – 野村資本市場研究所
米国市場はずば抜けていますね。
ニューヨーク証券取引所もそうですが、ベンチャー向けのナスダック市場にすら他国の取引所は負けています。
時価総額が高ければ、それだけ取引所にお金が集まっているわけですから、流動性が高いといえます。
2つのデメリット
米国株にもデメリットがあります。
- 為替リスクの存在
- 二重課税の問題
1.為替リスクの存在
米国株を買うとなれば、米ドルで買う必要があります。
日本円から米ドルへ交換することになりますが、円貨決済をする場合は 為替相場の変動により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。
ただ、円安に進めば逆に利益も発生しますけど。
2.二重課税の問題
日本株の場合、配当金が支払われると20.315%が源泉徴収されて約80%が手取りとなります。
しかし、米国株の場合は現地で租税条約に基づいた10%の税率が源泉徴収されたあと、さらに日本の税金が引かれます。
手取りは額面の約70%となってしまいました。
ただ、確定申告すれば外国税額控除を受けられます。
外国でも課税され、さらに日本でも課税されると二重課税になりますので、その調整をするためにこのような制度があります。
確定申告によって外国で課せられた税額を日本の所得税や住民税から差し引くことができます。
まとめ
デメリットはありますが、米国株は投資しやすい対象です。
私も米国株を購入していますが、非常に満足しています。
今は先行きが不透明で株価が安定していませんが、投資の勉強だと思って始めてみるのはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。