皆さん、こんにちは!
いな穂と申します。
投資家においてキャピタルゲイン派かインカムゲイン派の2つに分かれることでしょう。
私はもちろんインカムゲイン派です。配当金収入を楽しみに投資をしているからです。
私がインカムゲインにこだわる理由をお話します。
目次【本記事の内容】
映画のワンシーン
ウルフ・オブ・ウォールストリートという映画をご存じですか?
![]() |
ウルフ・オブ・ウォールストリート [ レオナルド・ディカプリオ ] 価格:1,100円 |
レオナルド・ディカプリオ演じるジョーダン・ベルフォートが株式ブローカーとなり、独立して証券会社の社長になってから波乱万丈の人生が描かれています。
私は2014年頃にこの映画を買いましたが、今でも見かえす程好きな映画です。
その映画の中で特に興味深いシーンがあるので見ていきましょう。
ジョーダンが証券会社へ入社し、先輩上司のハンナとの会話です。
よく聞け。株屋は何も作らない。何も生み出すことは無い。
キミのお客が8ドルで買った株が16ドルまで上がったら客は大喜びで金に換えてそれを手に、家に帰りたがる。
帰らせちゃだめだ。それじゃ現実になる。どうすべきか。次の幻を探すんだ。素敵な幻。
今回儲けた分プラスアルファを次の株という幻に投資させる。それを永遠と繰り返す。中毒状態だ。何度も何度も別の株を買わせ続ける。
そうしてれば、客は自分をリッチだと思う、でも紙の上だけ。
だが我々ブローカーにはバッチリ現金が入る。手数料としてな、ざまーみやがれ。
言葉が汚すぎてドン引きですよね(笑)
でも注目すべきは紙の上だけのリッチというセリフです。昔は株券があったので紙の上という表現ですが、今で言えばネット上での金持ちですかね。
詳しく見ていきましょう。
換金して初めて利益
映画のように自分が保有している株価が2倍に値上がりしたとしましょう。
やった!2倍になった!換金しよう!となればいいんですが、「さらに上がるだろう」と考えて保有し続けたのちに大暴落となれば利益が吹っ飛びます。
私が保有している銘柄も利益率が10%を超えている時もあれば、一気にマイナスまで下落している時があります。
結局、キャピタルゲインは換金しない限り利益になりません。
ただ、素人の投資家がキャピタルゲインで勝ち続けることはできないと言っても過言ではないでしょう。
情報・人材・お金の面で機関投資家に勝てるわけがありません。だから私は短期的に金持ちになることを諦めました。
インカムゲインで将来の自分が少しでも楽になればいいなと考えています。
投信より個別株が好き
投資信託は一部の商品を除いてキャピタルゲイン狙いの商品といえます。
配当金が支払われるファンドもありますが、ぼったくりファンドが多く手数料が高かったり、元本が払い戻しされる特別分配金なんてこともあり得ます。
投資信託もつみたてNISAを活用して約20万円程度の保有をしていますが、これは将来のお金だと思って積み立てているだけですね。
私が保有しているETFを含めた個別株は高配当銘柄ばかりです。
理由は、配当金収入によって利益が現実になるから。
「お、今日も株価が上昇しているな」とニヤニヤしていても、現実にお金は増えていません。ネットの上だけです。
その点、配当金はバッチリお金が入ってきます。
10月末時点の配当金はこんなカンジ。
累計で11.88ドルの利益が現実となっています。
成長株アマゾンの下落
10月25日にREUTERSからこのような記事が書かれました。
配当金を行わず、成長重視の企業として有名なアマゾンですが、第三四半期の業績が売上高・利益とも市場予想を下回り、時間外取引で株価が7%も下落しました。
結論をいえば、その日に株価は持ち直して前日対比△1.09%の終値で終えましたが、私がアマゾンの株を持っていたらストレス過多でおかしくなりそうですよ(笑)
配当がない=インカムゲインは見込めない。つまりキャピタルゲインしか期待できないわけですから、塩漬けになったら最後です。
まとめ
高配当銘柄投資のメリットは買った後に株価を気にする必要がなく、放置でOKです。
心配性の私でもストレスはほとんど溜まりません。
利益は現実にしてこそ利益です。楽しく投資をしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。