確定申告の時期がやってきました!
会社員は基本的に確定申告不要ですが、一定の条件に当てはまる場合には確定申告をした方がお得になります。
確定申告とは
一年間の所得を計算して税務署に申告し、納税する手続きをいいます。
基本的には個人事業者の方が売上と経費を計算して申告する手続きでしたが、今では確定申告をする会社員も増えてきましたね。
なんの為に?
正しい納税額を決定するために行います。
勤務する会社から受け取る給料以外に収入があったり、税金が安くなる手続きを行っていた場合、実際に支払った納税額と支払うべき納税額に差が発生します。
その差を修正するために確定申告をします。
いつから?
2020年は2/16から3/16までです。
1ヵ月間しかありません!
2月から始まるし今はまだ準備しなくてもいいや~と考えていると、確定申告期間になってバタバタしますよ!
準備だけはしておきましょう。
確定申告が必要な人
会社員の場合は
基本的に確定申告をする必要がありません。
なぜなら、
源泉徴収と年末調整を会社が行ってくれるからです。
じゃあ、どんな人が確定申告をするの?
ということで簡単にまとめました。
②給与所得以外に20万円を超える収入がある
③2か所以上から給与を受けている
④医療費控除・住宅ローン控除を受ける
⑤ふるさと納税の寄付控除を受ける
他にもいろんな条件はありますが、可能性のあるものを抜粋しました。
この項目の中で1つでも当てはまると、確定申告をする必要があります。
私も2019年度はふるさと納税を行ったので、確定申告をしました!
必要な書類
確定申告に必要な書類をまとめてみました。
共通の書類だけでなく、
会社員が控除として利用する可能性が高い
- 住宅ローン控除
- ふるさと納税
- 医療費控除
この3点についてもそれぞれ解説します。
・マイナンバーがわかるモノ
・源泉徴収票
上の3点については当たり前ですよね。
免許証・パスポート・住民票などの本人確認書類が必要となってきます。
また、マイナンバーカードもしくは通知カードを用意しましょう。
住宅ローンを利用した初年度は確定申告をしなければなりません。
銀行から残高証明書が発送されるので、その書類は大切に保管しておきましょう。
次年度からは確定申告不要です。
ふるさと納税を行えば、自治体から寄付金受領証明が送られてきます。
これも大切に保管しましょう。
ワンストップ特例を利用する人は手続き不要ですが、別の控除があって確定申告をしてしまうと無効になるので注意!
1年間の医療費が10万円を超える場合は、手続きをすることで税金が安くなります。
10万円を超えるかは1年を過ごしてみなければわかりません。
したがって、医療機関からの領収証はまとめて保管しておいて、12月までに10万円を超えていないことがわかれば処分しましょう。
確定申告のやり方
会社員の確定申告は特に複雑な手続きではなく、自分でもできます!
税理士に依頼すれば報酬が1万円~発生するので、自分の収支を把握するためにもぜひトライしてみましょう!
税務署へ訪ねて書類を記入することもできますが、ネットでの手続きを推奨します。
私は既に確定申告の手続きを済ませていますが、国税庁HPでの手続きは図解もあってわかりやすかったです。
国税庁の専用ページも載せておきますね。
まとめ
確定申告は1年間の収入と控除対象となる手続きを1か月以内にしなければなりません。
1月から12月までに必要な書類を保管しておき、翌年1月には書類の準備、2月には確定申告の手続きが開始できるようにしておかなければ、3月ギリギリになってバタバタすることになります。
会社員の場合は税金を支払うための手続きというより、支払った税金の一部を還してもらう手続きがほとんどだと思いますので、ちょっとしたお小遣い稼ぎたと思って頑張ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。