なぜパチンコ店は休業要請に応じないのか

雑記

全国に緊急事態宣言が拡大し、各地では休業する企業が増えていますね。私のお客様も休業し始めています。

そんな中での日経新聞の記事がコチラ。

パチンコ店に休業要請の強化検討 経財相、事業者名公表も

 

任意の休業なのに
要請強化とはいったい。。。

 

 

日経記事の内容

全国に緊急事態宣言が拡大し、その中でも特に感染拡大のリスクがある地域として13都道府県が特定警戒地域に指定されています。

 

全国の感染者数を見ても13都道府県の数字がズバ抜けていますね。

 

そこで政府としては、パチンコ店を対象に休業要請の強化を検討することになりました。

休業要請に応じなければ指示まで出すとのことです。

事業者名まで公表されると風評被害も起こりかねないので、私が経営者なら従いますけどね。

 

他社が休業する今がチャンス

私が住む地域でも大手パチンコ店は全て休業しています。

コロナウイルスの影響とはいえ、生きがいを奪われたパチンコ愛好家たちは、どういう行動を取るのでしょうか。

 

正解は、
開いている店舗に行く。

【YAHOO!ニュース:パチンコ越境” 他県ナンバーずらり 】

 

ギャンブル依存って本当に治すのが大変です。狂暴化してしまうこともありますからね。

 

経営者としては、ライバル店が休めば客はウチにやってくると期待し、営業という選択をしたわけでしょう。

 

3密から感染拡大へ

3密とは、つぎの3つの条件が同時に重なる場所を指します。【厚労省HP

 

1.密閉空間

換気の悪い密室空間である。

2.密集場所

多くの人が密集している。

3.密接場面

互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる。

 

私の職場でも会議は互いに距離を取るように座っていますし、応接室もドアを開けるようになりました。

対処もせずに感染したら何を言われるかわかりませんし(笑)

 

ではパチンコ店に当てはめてみましょう。

 

1.密閉空間

防音のため窓がほとんどない

2.密集場所

ギャンブラーが集う場所。

3.密接場面

隣の人と近距離で座る。

しかもパチンコやスロットは手の触れる部分が多すぎます。

ハンドル・ボタン・レバー

その手でタバコを吸おうものなら一発アウトですよね。

 

社員の安全or会社の利益

パチンコ店に勤める友人曰く、出勤するのが怖いと話していました。

ただでさえ3密状態なのに、マスクを付けずに来店するお客様も多く、台の除菌作業も定期的にしないといけないので感染リスクが高すぎると嘆いています。

そんな彼からも「やっと休めた。」と先日連絡がありました。

 

会社としてはピンチをチャンスに!なんて考えているのでしょうか。

ただ、店舗でコロナウイルスが拡大し、従業員の手当その後の風評被害を考えると、全国的にも休業すべきじゃないのかと思います。

 

従業員の安全と会社の利益。
どちらを優先しますか?

 

まとめ

友人も話していましたが、パチンコ店に来る人はコロナウイルスだろうが打ちに来る!だそうです(笑)

それほど依存度が高いと言えますし、それだけパチンコ店も儲かっているということ。

実際、パチンコ店で働く人って高収入ですからね。

利益を重視すぎるのも良くないという結論が出たところで終わりにしたいと思います。

 

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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