皆さん、こんにちは!
いな穂と申します。
融資って謎が多いと思いませんか?
返済方法ってどうなってるの?とか。
元金均等返済と元利均等返済が主な分割返済方法ですが、それぞれ特徴があります。
それでは、返済方法の仕組みを理解していきましょう。
返済方法
返済の仕方は大きく分けて2つ。
- 一括返済
- 分割返済
分割返済の中でも分かれます。
- 元金均等返済
- 元利均等返済
ほとんどの場合は分割返済だと思いますが、元金・元利のどちらを選ぶかで大きく違いがあります。
元金・・・借りたお金
元利・・・借りたお金と利息
と考えてください。
元金均等返済
借りたお金を均等に返済し、利息は上乗せする方法です。
たとえば、12万円を借りて1年で返そうと思ったら、
12万円÷12ヵ月=1万円
月々1万円と利息を払います。
下の表が返済イメージです。
返済元金は1万円の一定であることが確認できますね。
元利均等返済
借りたお金と利息を均等に返済する方法です。
先ほどの元金均等返済では毎月の返済額が最大10,300円・最小10,025円となっていました。
これでは借り始めたときの返済が苦しいですよね。まぁ金額が小さいと大差はありませんが(笑)
下の表が返済イメージです。
毎月返済額は毎月10,163円となっていることがわかります。
返済方法の使い分け
もちろん、それぞれメリットデメリットがあります。
元金均等返済は元利均等返済と比較すると、残高がより多く減少するので、その分利息負担が軽くなり返済総額は少なくなります。
反対に元利均等返済は毎月の返済額が一定なので、毎月の返済額が変わる元金均等返済と比べれば返済計画を立てやすくなります。
まとめ
どちらの返済方法がいいか、表にまとめました。
非事業つまり会社員が借入するような場合は、元利均等返済で大丈夫です。
なぜなら、支払い財源である給与は毎月一定だからです。
住宅ローンを元金均等返済で払おうと思ったら初めの返済がきついと思います。ただ、住宅ローンの元金均等返済は聞いたことありませんが(笑)
個人事業主や企業の場合、用途によって使い分けましょう。
運転資金であれば、金額もそこまで大きくないので利息負担を軽くする意味でも元金均等返済を選びましょう。
設備資金の場合、どうしても融資金額が大きくなります。
返済額難しいようであれば、元利均等返済を選びましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。