皆さんは銀行に預けている定期預金の金利がいくらか知っていますか?
定期預金に預けていたら勝手に資産が増えていく時代は終わりました。
では、定期預金を勧めてくる銀行員が実際に定期預金をしているかというと。。。

1円もしていません。
銀行員として約7年が経過しましたが、定期預金を作ったことがありません(笑)
資産運用の先を銀行の定期預金にしているのであれば、すぐにでも解約しましょう!
目次【本記事の内容】
定期預金とは?
銀行の預金には、いくつか種類があります。
- 普通預金
- 定期積金
- 定期預金
普通預金とは
自由に預け入れや払い戻しができる口座です。
主な使い道は、
給料の振込や家賃の引き落とし
ですよね。
定期積金とは
毎月一定額を積み立てて、満期日に元本と利息を受け取れる口座です。
毎月1万円を1年間積み立てると、
満期日に12万円とその利息が受け取れます。
私も定期積金は良く利用します。
目的別に貯蓄ができるので、1年後の引っ越し資金を貯めるなどの使い道ができますよね。
定期預金
一定期間お金を預け入れる口座です。
定期預金の期間は1年間がメジャーです。
逆を言えば、1年間は原則解約が出来ません。
1年間お金が拘束されるので、今までは金利が高い商品として人気がありました。
昔は1%を超える商品もありましたが、
今ではどうでしょうか?
定期預金金利の推移
日本銀行では定期預金金利の推移を調べることが出来ます。
定期預金(1年)の新規預け入れ時の平均金利を推移したものですが、下がっていく一方。
2016年には0.05%以下となり、そこからじわじわと下がってきました。
そして今年4月に一斉引き下げ。
普通預金金利が0.001%で驚いたのに、拘束される預金ですら0.002%まで下がってしまいました。
100万円預けても1年後に20円にしかならないって、銀行は顧客満足というものをしらないのか(笑)
これはあくまでも私の予想ですが、
普通預金は決済用口座と見なされて無利息になりそう。。。
ネット銀行の活用
メガバンクなどの銀行は揃って0.002%へ引き下げしています。
では、ネットバンクの金利は?
銀行の普通預金金利に対し100倍。
定期預金金利に対し50倍。
銀行員の私が言うのもなんですが、
銀行なんて要らない(笑)
店舗型の銀行は、
顧客利益<銀行利益が顕著に表れるので、近寄らないことをオススメします。
銀行員が次に考えること
銀行では定期預金の金利下落によって、負のサイクルが生まれます。
↓
定期預金が集まらない。
↓
上からは預かり資産のノルマ増。
↓
『投資信託を集めなきゃ。』
金利が低いと、満期と同時にお客様から

金利が低いわね。
他の銀行に持っていくわ。
と大口預金者の流出が止まりません(笑)
そこで悪徳銀行員は、

定期預金の金利が低いので、
資産運用を始めましょう!
などと誘惑してくるわけです(笑)
こんなの騙されないよ!と思うかもしれませんが、銀行員はセールスのプロです。
時には頭を下げて。
時には息子・孫になりきり。
日々の数字を獲得するわけです。

言葉にするとひどいもんだ
自分が引っ掛からないことが大前提ですが、自分の親やおじいちゃんおばあちゃんにも注意喚起しないといけませんね。
だって親のお金も自分の将来の資産ですから!
まとめ
昔は定期預金が人気の商品でした。
でも今となっては金利もほぼゼロになり、銀行員が勧めるのは投資信託ばかりです。
時代遅れの商品には目を向けず、その時々に見合った商品に投資をしましょう。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。