【超配当株】楽天証券で購入できる8つのBDC銘柄

お金

高配当株としてARCCは有名ですが、探してみると多くのBDC銘柄を見つけることが出来ました。しかし、ネット証券で有名なSBI証券ではARCCが購入できません。そこで、本日は楽天証券で購入できるBDC銘柄を紹介していきます。



 

BDC銘柄とは?

S&P DOW JONES INDICESがわかりやすい記事を書いています。

米国のビジネス・デベロップメント・ カンパニー及び S&P BDC 指数の 重要なポイント

 

まとめると。。。

BDC銘柄とは

・クローズド・エンド型の投資会社
・中業規模の未公開企業への投融資
・単一銘柄の投資は25%以内
・法人所得税が免除される
・所得の90%以上を株主に分配

 

投資家からの観点でいえば、BDC企業が稼げば稼ぐほど配当金も増えるということになります。

 

ただし、中小規模の株式公開もしていない企業への投融資なのでリスクもあります。

一番のリスクは取引先の倒産。相手は中業企業ですので、貸し出した後に事業計画通りにならず資金繰りが悪化してさようなら。なんてことも十分ありえます。

BDC企業の審査能力が今後の収入に直結しますね。



 

投資可能な銘柄

今回参考にしたサイトはBDCinvestor.comです。サイト内は英語表記ですが翻訳機能を使えばある程度わかると思います。

記事作成日(2021年2月23日現在)のBDC企業数は45件でした。

 

そのうち、楽天証券で購入できる銘柄は次の8つです。

 

  • ARCC(エイリス・キャピタル)
  • HTGC(ハーキュリーズ・キャピタル)
  • MAIN(メイン・ストリート・キャピタル)
  • NEWT(ニューテク・ビジネス・サービシズ)
  • NMFC(ニュー・マウンテン・ファイナンス)
  • ORCC(オウル・ロック・キャピタル・コーポレーション)
  • PSEC(プロスペクト・キャピタル)
  • SSSS(スロ・キャピタル)

 

2019年に一度調べていますが、当時はARCC・HTGC・MAIN・PSECしか取り扱いがありませんでした。2年で取扱数が2倍に増えているのは驚きです。

 

 

BDC銘柄の比較

投資可能の8社を色々な項目で比較していきます。

 

 

時価総額は企業の規模の大きさを表し、EPSは企業の収益力の高さを表します。

時価総額はARCCがダントツ、収益力はNEWTがトップとなりました。ちなみにSSSSの配当周期はヤフーファイナンスで調べても次のような配当データしかありませんでしたので、不定期としています。

 

Date Dividends
Feb 04, 2021 0.25 Dividend
Dec 29, 2020 0.22 Dividend
Nov 09, 2020 0.25 Dividend
Oct 02, 2020 0.25 Dividend
Aug 10, 2020 0.15 Dividend
Dec 30, 2019 0.12 Dividend
Nov 29, 2019 0.2 Dividend
Aug 12, 2016 0.04 Dividend
Jan 04, 2016 2.76 Dividend

 

配当利回りは8%前後という結果となりましたが、高配当投資には注意すべき点があります。それは、株価の暴落によって高配当となっている企業です。

 

配当利回りの計算方法はつぎのとおりです。

 

計算式(%)

配当金÷株価×100

 

株価が下落してしまうと分母が小さくなるため、相対的に配当利回りが高くなってしまいます。せっかくですので、株価チャートも確認していきましょう。

 

 

SSSSは直近5年で149%のリターン!驚異的な数字ですが、リスクが伴うことをお忘れなく。

 

それでは最後にキャピタルゲインとインカムゲインを合わせたトータルリターンを確認していきます。配当金も受け取りながら株価上昇によって利益も得られれば文句なしです!

米国版モーニングスターを利用すれば米国株も調べることが出来ますので便利ですよ。ただし、登録(無料)は行う必要があります。

 

 

 

10年のトータルリターントップはNEWTの14.93%です。

10年間の成績は優秀といえますが、直近20年では大きく下落しているので長期で見るとトータルリターンは低めかもしれません。

 

 

 

まとめ

2019年時点で投資対象となり得るのはARCCとMAINだと個人的に考えていましたが、今では多くのBDC銘柄の取り扱いがありますので正直迷います。

単純に時価総額が大きいARCCを選ぶか、収益力のあるNEWTやMAINを選ぶべきか。それとも直近1年間のトータルリターン31%を叩き出したSSSSか。

調べると調べるほど面白いのが投資。

 

皆さんの配当金生活の参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 



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