連日の暴落により、アメリカの株式市場では3月16日に3度目のサーキットブレーカーが発動しました。
1度目⇒3月9日
2度目⇒3月12日
3度目⇒3月16日
サーキットブレーカーが発動=7%以上の下落が起こったことを意味するので、株式に全振りして良いのは若いうちだけだなーと考えるきっかけになりました。
目次【本記事の内容】
S&P500の動き
アメリカのS&P500は
2月19日の3,386.15ドルから
3月16日には2,386.13ドルまで下落。
火曜サスペンスでよく見る崖ですね。
実際見たことがあるのかと言われれば、
見たことないです!
スミマセン!
下落率を調べてみましょう。
最強と呼ばれるS&P500でさえここまで下落するなんて正直驚いています。
長期投資家は嬉しい?
私は高配当銘柄への投資を基本としているため、株価の暴落は嬉しい誤算でもあります。
配当金再投資としてARCCとMAINに投資していますが、株価暴落によって配当利回りはさらに上昇しています。
MAIN⇒11.18%
以前、BDC銘柄を紹介した時の画像はコチラ。
それぞれ8%と5%ですが、暴落したことによって一気に配当利回りが上昇していることがわかりますね。
今後も同じ配当金を受け取れるのであれば安価に買えることを意味し、入金力のある長期投資家はここで一気に買うのではないでしょうか。
リタイア前の投資家
若いうちからコツコツ投資を続け、

お金もある程度貯まったし
資金を引き上げるか~
と考えていたご老人がいたとします。
そんな最中コロナショックに巻き込まれて資産が30%も減ったらショックで倒れてしまう!
1億円なら3,000万円!
年収何年分ですかね。。。
債券等の比較的安全な資産への投資を考えましょう。
債券比率を考える
SBI証券の【実践編】年代別のポートフォリオだから分かりやすい!やさしいポートフォリオの組み方 では、年代別にポートフォリオの比率を紹介していました。
金融商品の組み合わせを指します。
株式と債券、国内と海外、先進国と新興国などの金融商品にどれくらい投資をしていくのかを考える基準になります。
20代から30代はこちら!
私は現在20代ですが、98%ぐらいの比率で海外株式に投資しています。
先生のアドバイスを聞こうとしない不良少年みたいなものです(笑)
では50代から60代を見ましょう。
海外株式の比率が多かった若い世代と比べると、一気に国内債券の比率が増えましたね。
投資の目的を明確にする
20代や30代のうちは時間を武器にできます。
投資に失敗したとしても次に生かせば良いので、大ダメージは避けられます。
- 短期間で増やすために成長株を狙う!
- 収入を増やすために高配当投資!
いろいろ考えられますよね。
では、60代にとって
お金を増やす、収入を増やすこと
が一番大切なのか。
リターンを狙いすぎた結果、ここ数日の大暴落で機嫌が悪くなっているご老人がたくさんいます。
これ以上資産を増やそうとしてどうするつもりなのでしょう。
話は逸れましたが、
資産を増やすよりも資産を守る方が大切です。
今まで自分がコツコツと投資してきたお金が一瞬にして消えてしまえば悲しいですよね。
年齢=債券比率にする投資方法
ポートフォリオの作成方法の一つに年齢によって債券比率を決めるやり方があります。
30歳だとしたら債券比率は30%!
60歳なら債券比率は60%!
若いうちは株式等のリスク資産へ投資し、年を重ねながら低リスク資産の比率を高めていく投資方法です。
今は完全に株式オンリーですが、時期を見て債券も組み入れる予定です。
まとめ
暴落と暴騰を繰り返す日々で投資家の皆さんは精神的に疲れたのではないでしょうか。
私は疲れました!
株式ほどのリターンは見込めませんが、低リスク商品の債券への投資も検討してみてはどうですか?
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。