皆さん、こんにちは!
いな穂と申します。
投資の漫画があるのはご存じですか?
インベスターZといって、主人公の財前孝志は高校の運営費を投資で稼ぐ投資部に入部させられる所から始まります。
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インベスターZ(1) (モーニング KC) [ 三田紀房 ] 価格:628円 |
今回紹介するのは、主人公とは別の高校でひっそりと活動する【自称女子投資部】のシーンから、投資に対する考え方が面白いなーと思ったのでご紹介します。
巨人の肩に乗れ
今回はインベスターZの第7巻のお話です。
登場人物はつぎの3人。
- 藤田美雪
- 町田倫子
- 久保田さくら
藤田の誘いがきっかけで投資を始めた二人でしたが、雑誌やウェブに掲載されていたオススメ株に投資したことで利益が出ずに悩んでいました。そこで、藤田は町田と久保田の二人に過去の自分の話をします。
藤田は9歳から株を始めましたが、その時に参考にしていたのはバフェットの本から考え方を学び、それを真似ました。
なぜ真似たのかというと、型にはまることが必要であると学んだからです。基本をしっかり勉強し、先人の教えを土台として学ぶことが成功の鍵になると話します。
だから巨人の肩に乗る!と力説しています。
型にはまると肩に乗るを掛けているのでしょうか(笑)
女子投資部は投資で成功するためにはバフェットの肩に乗ることを決意しますが、肩に乗るには資格が必要でした。
独自のルール
バフェットの肩に乗るには資格が必要で、それは自分に課したルール(独自ルール)を守れるか、です。
なぜ独自ルールが必要なのかというと、バフェットはルールに従って投資を行い、成功してきたからです。
そのルールとは
【やると決めたことはやる!】
非常にシンプルでわかりやすいルールですよね。ただ、やると決めてもなかなか動き出せずに諦めてしまう人もいるでしょう。簡単なようで難しいルールです。
このバフェットの独自ルールに学んだ3人の独自ルールを見ていきましょう。
藤田美雪【ラーメン屋に並ばない】
行列のできるラーメン屋は口コミや世間の評判で行列が出来ている場合もあります。
以前、私も似たような話をしました。
世間の評判や他人の意見に左右されないようにする!というのが藤田の考えでした。
町田倫子【他人から元気はもらわない】
気分が落ち込んだ時に自分が元気になれるような曲を聴いていた町田は、自分のメンタルは自分でコントロールしなければいけないと考えたのです。
自分の心は自分で制御する。と話しています。
久保田さくら【食べたいものをはっきりと言う】
久保田はお母さんから「夜ごはんは何が食べたい?」と聞かれると「なんでもいい」といつも答えていました。
私は実家に住んでいたころは、その問いに対し必ず自分が食べたいものを伝えていましたけどね。
久保田は曖昧な返事はせず、その場で判断して素早く行動できる人になると決意しました。
私の独自のルール
参考までに私の独自のルールも紹介します。
いな穂【大盛商品は買わない】
ラーメン屋さんで大盛を頼んだ時は最後まで食べ切るのが辛かったり、ポテチのBIG BAGを買っても残していました。
この文章を読むとただのデブみたいですが、身長175cm体重55kgのガリガリ野郎です。
話は逸れましたが、大盛商品を買ったとしても終盤には序盤と比べて満足感が低いんですよね。
ちなみにこのことを経済学では限界効用逓減の法則といいます。
消費量が少ない時は効用(満足感)を多く得られますが、消費量が多くなれば最初と同じ量の満足感は得られないって理解してください。
よく具体例として挙げられるのは、1杯目のビールは美味しい!けど10杯目のビールはもはや味もわからないという話。
これは投資の世界でも同じことが言えると思います。
購入時に必要以上の額を投資しない!
自分の投資対象が安くなっているからといって、自分の決めていた額以上の投資を行わないことです。
以前の話にもあったように、
- 外貨預金に500円
- 投資信託に33,000円
- ETFに30,000円
- 個別銘柄に30,000円
この投資額を守れなければドルコスト平均法も無意味になります。
日常生活では大盛商品は買わない。
投資では必要以上に投資をしない。
この2つを守っていきたいと思います。
まとめ
今回は少し変わったテイストでお話しました。
インベスターZの投資のやり方は私が真似をできるレベルではありませんが、考え方は学べるところが多くあります。
また面白い内容があればご紹介します。