皆さん、こんにちは!
いな穂と申します。
住宅ローンの金利は最近どこの銀行も安いですよね。
商品によっても金利が違います。
一番安い商品を選択しても良いとは思いますが、変動金利なのか固定金利なのかも確認する必要がります。
安い金利を選んでも35年返済し終えたら一番高く支払ってた。とならないように特徴を理解しましょう。
目次【本記事の内容】
変動金利
金利が定期的に変動する商品です。
どこの銀行も基準金利が定められており、その基準金利の変動によって利率が変わってきます。
メリット
- 金利が一番安い
- 金利下落による負担減少
デメリット
- 金利上昇による負担増加
銀行からすると嬉しい商品です。
その時の金利情勢により住宅ローンの金利も勝手に変わるので、安定した収益が得られます。
借入側からすると、基準金利の変動によって返済額が変わるのでリスクがあるといえるでしょう。
固定金利(全期間)
金利がずっと同じ商品です。
具体的にいうとフラット35はまさに代表例です。
メリット
- 返済計画が立てやすい
デメリット
- 金利が高い
完済するまでずっと同じ返済額なので、返済計画を立てやすいメリットがありますが、銀行側からすれば金利情勢が高金利になっていても金利を上げられないので、最初から割高にしています。
固定金利(期間選択)
期間限定で金利が同じ商品です。
銀行によって変わりますが、3年5年10年で分かれています。
メリット
- 残高が多いうちは低金利
デメリット
- 固定期間終了後は割高
固定期間中は金利が安く設定されており、借入残高が多いうちは安定かつ低金利で返済することができます。
ただ、終了後は基準金利に連動して上昇することがほとんどです。
基準金利を知る
変動金利も期間選択型の固定金利も基準金利が大切ということはわかっても、その基準金利ってなんだよ。って思いますよね。
ほとんどの場合、長期プライムレートが採用されています。
長期プライムレートとは、銀行が優良企業向けに貸し出す際、長期貸出に適用する最優遇金利のことです。
日本銀行のHPで確認できます。
こちらが日銀で確認できる長期プライムレートの推移です。
バブル崩壊を境に、現在まで徐々に下がり続けてきました。
直近データは
2017年7月11日の1.0%。
追加情報
2019年7月10日に0.95%へ引き下げされました。
この記事は7月10日以前に書いています(笑)
ここから下がるのか、上がるのかを予想しなければなりませんが、私たちも知ることはできません。
ただ、リスクが高いと貸出金利も上がるという前提条件があれば、日本は世界的に見てもリスクの低い国と言えますので、長期プライムレートが大幅に上昇することは無いように感じられます。
まとめ
私は固定期間選択型の固定金利をオススメします。
期間は10年固定です。
基準金利が低い時は固定金利を選んで金利上昇リスクを防ぎましょう。
変動金利を選択すると、基準金利が上がってしまうことが考えられますからね。
固定期間終了後はそのまま放置するのではなく、金利の交渉や他行への借り換えも考えるべきです。
相談するだけであればタダなので、少しでも安くなるよう動いてみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。