皆さん、こんにちは!
いな穂と申します。
融資始めました!お困りの方お助け致します。
とツイッターでウソの書き込みをしてお金をだまし取った少女が逮捕されました。
この少女に騙された被害者は115人にも及ぶそうで、この少女以外にもツイッターを使った融資詐欺が増えています。
騙されないためにも、今回の事件がどのようなものだったのか詳しく見ていきましょう。
事件の内容
今回逮捕された少女はツイッター上で
「融資始めました!お困りの方お助け致します!」と発信していました。
それを見た人たちが少女に連絡を入れると、お金を貸す前に前金という名目で融資額の1割のお金を振り込んでくださいと言われていたそうです。
お金を借りようとしていた人は、お金を返せば戻ってくると信じていたので先に振り込んでしまったのでしょう。
お金が振り込まれた後はそのままドロン。
前金は返ってくることなく振り込んだ金額が被害額となってしまいました。
被害者の小学6年生の女児を含む115人!被害総額はなんと207万円!
そして驚くべきことにその逮捕された少女も過去に同じ手口でお金を騙し取られていました。
貸金業者の確認
そもそも、お金を貸すには貸金業者として登録を受けなければなりません。
貸金業者とはお金を貸す業務を行っており、財務局または都道府県に登録している貸金業法に基づいた業者のことをいい、具体的には消費者金融やクレジットカード会社などです。
ちなみに銀行はお金を貸す企業ですが、銀行法に基づいて営業を行っているので貸金業者ではありません。
ツイッターなどで融資しますと発信している人たちはおそらく貸金業法に基づく登録を受けていないと思います。
登録をせずに貸金業務を行うと金融庁的にいえば違法貸金業者、つまりヤミ金融です。
ツイッターでお金を貸してくれる人は優しい人なんかじゃありませんよ。それだけは理解しておきましょう。
一応、貸金業者が調べられる検索サービスを貼っておきます。
貯蓄がない人たち
そもそも、お金を借りようとした人たちは、お金がないから借りようとします。
では、貯蓄が出来ていない人はどれだけの割合でいると思いますか?
答えは3割です!
イオン銀行が暮らしに役立つお金の知識を紹介しているタマルWebでこのような記事がありました。
<みんなの平均>みんないくら貯めている?「年代別の平均貯蓄」
貯蓄ゼロってどういう状況なのかと。
そしてどの世代も3割もいる事実。
詐欺に引っ掛かる人がいるもの納得してしまいます。
お金を貯めよう
解決法はお金を貯めるしかありません。
お金を借りる必要が無ければ融資詐欺に引っ掛かることはありません。
一番の貯蓄方法は先取り貯金です。
生活用口座とは別に貯蓄用口座を開設し、給料日には一定金額を貯蓄用口座に入金するだけです。
私の場合、1万円から始めた貯蓄を少しづつ増額していき、今では給料日に15万円を貯蓄用口座と投資資金に充てています。
いきなり大きな金額から始めると間違いなく挫折してしまうので、1,000円からでも始めてみましょう!
まとめ
格差社会も進み、SNSも一般的に広まったが故の融資詐欺事件。
貸金業者しか貸金業務ができないとわかっていれば、安易にお金を借りようとすることもなかったでしょうし、借りるほどお金に困っていなければ興味を示すこともなかったでしょう。
それだけ金融リテラシーは重要であり、その金融リテラシーを広めていく為にも頑張ってブログを継続していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。