皆さん、こんにちは!
いな穂と申します。
先日の記事について、「IPO投資では主幹事証券会社を選びましょう。」という話をしました。
本日は主幹事証券会社の多い順に解説していきます。
目次【本記事の内容】
2018年の主幹事ランキング
上位5社でまとめると、結果はこのようになりました。
野村證券はさすがといったところでしょうか。
この表を見て気づいたことは、上場銘柄が90社あったうちの84社を5つの証券会社で取り扱っているという事実。
そして意外と5社で分散されていますよね。
配分方法
配分方法には2種類あります。
一つは裁量配分。もう一つは抽選配分です。
裁量配分とは、証券会社の担当者の判断でIPOの配分を決定します。
IPOを任された証券会社は、株を売り切らなければなりません。ですので、証券会社の営業マンは頑張って売ります(笑)
その営業マンからIPOの権利を貰おうとおもったら、日ごろからたくさんの商品を購入しているなど、大口顧客でなければ難しいでしょうね。
抽選配分とは機械的に抽選して、当選した人に配分する方法です。
こちらは投資初心者にオススメです。
なぜなら裁量配分では営業マンが見向きもしてくれないから(笑)
おそらく投資初心者であれば少額投資、初めてもしくは投資期間が短いと思います。そのような場合は平等に決まる抽選配分が良いでしょう。
抽選方法
抽選配分には2種類の抽選があります。
- 完全抽選
- 完全平等抽選
1.完全抽選
抽選は機械的に行われますが、申し込み口数がが多いほど当選確率をあげることができます。
簡単に言えば、金のある人が有利。
この抽選方法を採用している証券会社はSBI証券や楽天証券です。
2.完全平等抽選
1人1票の抽選で、申し込み口数に関係なく当選確率は変わりません。
みんな平等というわけです。
この抽選方法を採用している証券会社はマネックス証券や岡三オンライン証券などがあります。
SBI証券の魅力
SBI証券はIPO投資において魅力的な会社で、投資初心者にオススメです。
魅力その1
主幹事になる回数は少なかったものの、主幹事・幹事を含めた取扱数はダントツの86社!
たくさんチャレンジが出来るということです。
魅力その2
抽選方法は「完全抽選」で金持ちが有利ですが、IPOチャレンジポイントの存在が大きいです。
IPOチャレンジポイントとは、抽選で外れた回数に応じてポイントが加算され、次回以降のIPO申込時にポイントを利用すれば当選しやすくなるサービスです。
外れるとどんどんポイントが増えるので、いつかは当たります(笑)
まとめ
今回は主幹事証券会社のランキングを見ていきました。
私の場合、平日の昼間は基本的に仕事をしているので、株取引は朝と夜にスマホで確認する程度。
そうなると、会社員の場合はネット証券が楽なのでSBI証券がオススメだと思います。
IPO投資で必ず利益が出るとは限りませんが、こういう投資方法もあるんだなーとわかっていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。