2020年8月から始めた集中分散投資。
つみたてNISAはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)への集中投資。株式投資はアセットアロケーションを株式・金・債券に分け、それぞれをVOO・IAU・VGLTに投資するといったシンプルな投資戦略です。

株式市場が暴落した時のために金ETFと債券ETFをポートフォリオに組み込んでいます。金ETFはIAUではなくGLDが良いとか、債券ETFはVGLTよりTLTの方が時価総額が大きいと思うかもしれませんが、長期保有を考えているので経費率の低いIAUとVGLTを採用しています。
それでは本日も投資成績を確認していきます。
つみたてNISA
現在保有銘柄している銘柄は
このファンドだけです。
最近、投資を始めたいという友人から連絡をもらいました。

資産運用の件教えてください~

つみたてNISAのおすすめない?
ほぼ同じタイミングで連絡がきたので、預金から投資に目を向け始めた若者が増えてきたということでしょう。そんな二人に私が伝えたことは『つみたてNISAでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に投資しとけば間違いはないよ』です。
ウォーレン・バフェット(出典:Wikipedia)
投資の神様と呼ばれ総資産は1,037億ドル(約11兆3,000億円)のウォーレン・バフェット氏は投資家への手紙に現金の10%を短期国債に、残りの90%をコストの低いS&P500に連動するインデックスファンドに投資しましょう。と記しました。
また、投資のバイブルとして有名な『ウォール街のランダム・ウォーカー』でも長期投資・分散投資・グローバル投資の観点でインデックスファンドへの投資を推奨しています。
そんなインデックスファンドを代表するS&P500の運用実績を確認していきます。
運用実績
4月も順調に資産は増加し評価益は29%となりました。
それもそのはず。4月はS&P500指数が史上最高値を更新し、今では4,000ポイントを大きく突破しています。コロナショックから1年が経ち、経済の持ち直しが期待されているからこその株価上昇と言えますね。
4月購入銘柄
今月の購入銘柄はこちら!
購入日 | ティッカー | 数量 |
4月9日 | IAU | 16株 |
4月23日 | VGLT | 4株 |
VGLTは2か月ぶりの購入となりました。
国債は2021年に入ってからも下落し続け、VGLTの成績は他と比べて極端に悪いです。
【補完的レバレッジ比率(SLR)】の条件緩和措置が3月末で終了し、今後もしばらくは株価下落が続くかもしれません。
米国ETF
株式市場は好調だと言えますが、4月23日のブルームバーグの記事でアメリカのバイデン大統領の増税提案を発表しています。
バイデン政権ではキャピタルゲイン税を現行の20%から39.6%へと約2倍に引き上げる計画を提案しています。
そもそもバイデン政権ではコロナ対策として約200兆円規模の財政出動が決まり、その財源は法人や富裕層への増税で賄うこととなっていました。21年はコロナ不況の影響で増税は難しいと考えられていましたが、いよいよ具体化してきたと言えます。
キャピタルゲインは株式やビットコインなどの売買によって得られる利益のことを指し、所得100万ドル以上の富裕層はキャピタルゲイン税の導入前に利益確定売りに走ると考えられます。
この報道を受けS&P500指数やビットコインは下落しました。ただし、下落した要因は利益確定売りが考えられますので、そこまで不安になることはないと思います。
これからもコツコツと購入していくだけですね!
まとめ
4月もVOOがしっかり評価益を伸ばしてくれました。VOO単体の評価損益は31%を越え、上出来以外の何物でもありませんね。
IAUとVGLTは未だ評価損が継続していますが、安いうちにたくさん買えると考えて今後も買い続けていく予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。先月の運用実績は下のリンクから飛べます。