【BDC銘柄】配当利回り8%を超えるHTGCは暴落時に仕込みたい

お金

アメリカのバイデン大統領はコロナ対策として約200兆円の財政出動を決めました。さらに金融緩和や企業の好調な決算が続きアメリカ株への注目度はさらに上がっていることでしょう。

投資家が株式投資を行う目的の一つとして高配当株式への投資があります。一般的に3~4%の配当利回りが高配当株と言われています。

 

配当金の計算式

資産×配当利回り

 

100万円を配当利回り3%の株へ投資すれば3万円の配当収入を得ることができますが、もっと配当金を貰える銘柄はないの?という疑問にお答えするためにこのブログを書いています。

 

 

過去には楽天証券で購入できる高配当株式についてまとめていますので、参考にしてみてください。

そして、今回ご紹介する銘柄はBDC銘柄の中の一つである【HTGC】です。BDC銘柄で有名なARCCとは少し違った銘柄ですので分散投資として検討してみるのはいかがでしょうか。



 

※2021年3月21日時点でHTGCへ投資可能な証券会社は、ネット証券大手の楽天証券、SBI証券、マネックス証券の中でも楽天証券しか取り扱いがありません。投資を検討するのであれば楽天証券から行いましょう。

 

 

HTGCとは

Hercules Capital(HTGC)

ハーキュリーズ・キャピタルはバイオテクノロジー、ライフサイエンス、及びエネルギーと再生可能エネルギー技術を含む技術関連産業のベンチャーキャピタルです。

 

 

4つのセクターに集中投資していますので、他のBDC銘柄とは少し変わっています。詳しくはポートフォリオで解説しています。

 

 

BDCとは

S&P DOW JONES INDICESがわかりやすい記事を書いています。

米国のビジネス・デベロップメント・ カンパニー及び S&P BDC 指数の 重要なポイント

 

まとめると。。。

BDC銘柄とは

・クローズド・エンド型の投資会社
・中業規模の未公開企業への投融資
・単一銘柄の投資は25%以内
・法人所得税が免除される
・所得の90%以上を株主に分配

 

投資家からの観点でいえば、BDC企業が稼げば稼ぐほど配当金も増えるということになります。

 

(2021年2月22日時点)

私が確認したBDC銘柄は45先ありました。ちなみに、私がBDC銘柄を調べるときに使うサイトはコチラです。

 

 

ただ、このサイトは登録をしなければ6ページまでしか閲覧できません。6時間後でなければ再度閲覧できないのでご注意ください。登録は無料なので登録しても結構ですが、私は登録していません。

 

さて、このサイトで時価総額ランキングを確認していきましょう。時価総額とは投資家からの注目度だと私は考えています。大きければ大きいほど評価が高いと言え、投資判断の材料として十分ではないでしょうか。

 

 

ARCCほどの時価総額はありませんが、45先中8位という結果でした。時価総額から見た投資家評価は十分だといえますね。

 

 

基本情報

2021年3月19日時点の情報です。

株価 $15.82
配当利回り 8.18%
時価総額 $18.04億
EPS $2.02
BPS $11.26
配当周期 3か月毎



株価チャート

(yahoo!finance引用)

 

2005年の上場以降、暴落と暴騰を繰り返しています。

【リーマンショック時】

下落率は驚異の75%です。

 

【コロナショック時】

下落率は58%です。

 

コロナショックでは下落率が58%であり、リーマンショック時よりも下落率は低い結果となりました。ただし、下落までの早さが異常です。2月16日から3月29日の約1か月の間に58%下落していますので、やはりハイリスク商品といえますね。

 

 

ただ、コロナショック前のレジスタンスラインは若干超えました。そのまま上昇トレンドが続けば株価はさらに上昇するでしょうし、2013年11月の高値をさらに超えることが出来れば大きくキャピタルゲインが狙えそうです。

 

レジスタンスラインとは

レジスタンスラインはサポートラインとは逆に、上昇しているチャートの上げ止まりの目安として引かれます。「これ以上は上がらないだろう」と考えられるポイントになり、上値抵抗線と呼ばれます。(SBIFXトレード

 

 

配当推移

配当金は0.3ドルが基準となっています。年間で1.2ドル程度ですので、12ドル程度で購入できれば夢の配当利回り10%が見込めそうですね。

メンタルが強い方は暴落時のスポット買いに挑戦してみてください。

 

 

ポートフォリオ

BDC銘柄でもポートフォリオは大きく異なります。

右上の円グラフで確認できることは、89%が企業に対する融資であるということです。そして左下の円グラフを見るとセクターが極端に偏っています。

 

ソフトウェア開発ベンチャー33.1%

創薬ベンチャー32.2%

ITベンチャー21.9%

 

上記の3つのセクターで87.2%を占めています

 

BDC銘柄最大のARCCでは次のようなポートフォリオです。

一番大きくてもヘルスケアの17.3%です。あとは広範囲に分散されていることがわかります。

 

 

まとめ

ベンチャー企業の中でもIT銘柄は今後も成長していくと考えています。そのベンチャーを支えるHTGCのようなベンチャーキャピタルへの投資は魅力があります。

評価額が半額になることもあるので全資産をツッコむことはオススメしませんが、ポートフォリオの一部に組み入れるだけでも良いかもしれませんね。

 

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

にほんブログ村 投資ブログへ
にほんブログ村



タイトルとURLをコピーしました