団体信用生命保険の加入から死亡手続きまで解説!

皆さん、こんにちは!

いな穂と申します。

 

住宅ローンを申込する際、団体信用生命保険(団信)と呼ばれる生命保険について話があります。

団信の審査に落ちてしまった。
保険料が高くない?
万が一の時どうすればいいの?

などの声があります。

そんな不安を解決できるようお話していきます。

 

 

団信とは

加入者が死亡または所定の高度障害状態となった場合、残りの融資額をあなたの代わりに返済してくれる保障制度です

残った家族の安心を図ることを目的としています。

たとえば、住宅ローンを組んだお父さんが亡くなってしまい、残ったお母さんや子供だけで今までと同じだけの返済をすることは困難ですよね。
そうなった場合には、住宅ローンの現在残高を限度に払ってもらえます。

加入時

加入時に気を付けるポイント

  1. 契約者の年齢
  2. 加入条件

 

1.契約者の年齢

団信は加入時の年齢制限、保障限度の年齢があります
人間の寿命で考えると、高齢になればなるほど死亡しやすいですからね。

一般的な団信の加入は申込書の記入日現在で満15歳以上満70歳未満の方に限られます。

また、保障は最長で満80歳の誕生日の属する月の末日までです。
誕生日が7月13日だとしたら、7月31日まで保障期間となります。

 

2.加入条件

団信は誰しもが加入できるわけではありません。

条件はこちら

  1. 最近3か月以内に医師の治療(診察・検査・指示・指導を含む)・投薬を受けたことがあるか
  2. 過去3年以内に下記に該当する病気で手術を受けたこと、または2週間以上にわたって医師の治療(診察・検査・指示・指導を含む)・投薬を受けたことがあるか
  3. 手・足の欠損または機能に障害があるか。または視力・聴力・言語・そしゃく機能・脊骨(脊柱)の障害があるか

この条件が全て「なし」であれば、ほとんど落ちることはありません。

ただ、健康診断結果証明書を提出して落ちることがあります。

提出する条件は、借入金額が銀行の定める一定額を超える場合です。

保証料

保証料については、つぎのように区分することができます。

  • 保証料がかかる銀行
  • 保証料が全くかからない銀行
  • 保証料が金利に上乗せされる銀行

一般団信であればほとんど無料です。

主な銀行の保証料見てみましょう。

じぶん銀行 一般団信は無料
特約付きは一部上乗せあり
住信SBIネット銀行 すべて無料
三菱UFJ銀行 一般団信は無料
特約付きは金利上乗せか
保証料支払いか選べる

一般団信の加入はオススメしますが、特約付きの団信は自分に必要のない保障内容であったり、上乗せ金利から計算すると自分で違う保険に入ったほうが良くない?と思える金額になったりするので、特約付きだからといって鵜呑みにしないようにしましょう

万が一の場合

まず、住宅ローンを申し込んだ際には家族と必ず話し合ってください

だって、契約者であるお父さんが一人で団信の申し込みをしてその後に亡くなってしまうと、残された家族は団信の存在を知らない。なんてことになりかねません。

できれば住宅ローンの取扱銀行と団信の有無は話し合いましょうね。

そして、万が一の場合は3年以内に手続きをしてください。
もし亡くなられてから3年を超えてしまうと保険金の請求ができません!

保険金請求の手続きは住宅ローンの取扱銀行から団信弁済届(死亡用)を受け取ってください。

細かい説明は行員がしてくれます。

まとめ

住宅ローンの申込は誰だって初めての経験で、いきなり団信の説明を受けてもわからないと思います。

だからこそ、住宅ローンの申し込みをする際はどんなことに気を付けなければならないか確認する必要があります

今回は団信についてお話させていただきました。また他に注意点があればお話していきます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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