皆さん、こんにちは!
いな穂と申します。
ふるさと納税ってよく聞くけど、結局どういうもの?
そんな方にふるさと納税の仕組みをわかりやすく解説していきます。
目次【本記事の内容】
制度が作られた理由
ふるさと納税とは、寄付金控除の対象になる節税制度です。
もともと、政府がふるさと納税をつくった理由は自分たちが生まれ育った故郷への寄付が目的です。
地方で生まれ、様々な福祉サービスを受けながら育ち、やがて東京などの大都市へ就職すれば、住んでいる自治体にしか税金が入りません。
そこで、生まれ育った故郷にも納税ができるようと作られた制度がふるさと納税です。
へー。。。って思いますよね。
ただ、私も今までに2県での居住により大きくなりましたが、その故郷に納税したい!という気持ちは特に起きません(笑)
4つの魅力
公式サイトにもあるように、4つの魅力があります。
1.お礼の品がもらえる
ふるさと納税を行う一番の理由といっても過言ではないでしょう。
2.税金が控除・還付される
寄付金控除の対象になりますので、一定金額が所得税と住民税から控除・還付されます。
自己負担2,000円とは で詳しく見ていきましょう。
3.応援したい自治体に寄付できる
政府が求める本来の目的ですね。
自分が生まれ育った故郷や思い入れのある自治体へ寄付できます。
4.寄付金の使い道を指定できる
税金が何に使われているのかわからない!とか、そんなことに税金を使わないでくれ!なんていう人がいますよね。
ふるさと納税では教育・福祉・復興など、使い道を選ぶことができます。
上限はあるのか
便利な制度じゃん!いっぱい寄付しちゃえ!というわけにもいきません。
控除の上限額は決まっています。
まとめた表がこちら。
仮に年収400万円の独身であれば、43,000円が上限となります。
ただ、これはあくまでも目安なので、他に控除の対象となるものがあれば金額は変わってきます。
自己負担2,000円とは
ふるさと納税と聞くと、自己負担額は2,000円です!ってよく耳にしませんか?
私もはじめ聞いた時、意味がわかりませんでした。
納税額の総額から2,000円を引くのか、ふるさと納税をする度に2,000円なのかさっぱりで、公式サイトを何度も確認していたものです。
結論としては、
ふるさと納税によって寄付をした金額の合計から2,000円を差し引いた金額が控除・還付の対象となります。
先ほどの例でいえば、43,000円がふるさと納税の上限となりますので、41,000円が所得税や住民税から控除・還付されます。
(計算式)
43,000円-2,000円=41,000円
まとめ
総務省が発表した資料によると、平成30年の実績は約5,127憶円でした。
平成27年から着実に伸びていて、ふるさと納税が広まってきたと言えますね。
ふるさと納税の制度があるうちは積極的に利用して節税&お礼の品で賢く暮らしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。