個別株式への投資における2つの分析方法

皆さん、こんにちは!

いな穂と申します。

 

個別株式への投資ってリスクがありますよね。
大幅に株価が上昇すれば良いですが、下落することもあります。

どんな銘柄を選べばいいの?と悩む方へ2つの分析方法をお話します。

短期と長期の投資でそれぞれ分析の方法が変わってきますので、銘柄選択のヒントとなれば嬉しいです。

 

 

分析はなぜ必要か

まず、分析方法には

  • ファンダメンタルズ分析
  • テクニカル分析

2つがあります。

 

個別株式への投資は分析が必要です。

理由は、個別株の値動きは激しく、暴落するリスクや倒産するリスクもあるからです。

投資信託やETFであれば、1銘柄の暴落は全体に大きく影響しませんが、個別株式の投資は資産がゼロになる可能性もあります

自分が損をしないように2つの分析方法を見ていきましょう。

ファンダメンタルズ分析

企業の業績や経済に着目して分析する方法です。

株式を買いたい人が多ければ、需要が高まるので株価は上昇します。

 

では、どんな時に買いたいと思うのか考えてみましょう。

 

学校で成績トップの人と成績ビリの人だと、就職活動ではどちらが有利になるでしょうか?

勉強をしっかりやってきた成果なので、成績トップの人は企業からの評価が良いでしょう。

株式も同じことが言えます。
企業の成績が良ければ投資家からの評価は高まります

企業の成績は決算書で確認できます。
決算内容が良く、今後も増収増益が期待できると判断する分析がファンダメンタルズ分析というわけです。

テクニカル分析

株価の値動きに着目して分析する方法です。

ここではゴールデンクロスという言葉を覚えましょう!

株式のチャートには、過去の株価以外に移動平均線という線があります。

こちらはTOPIXのチャートですが、左上に13-week26-weekと表示されています。

この場合だと、赤線が13週間の平均(短期)緑線が26週間の平均(長期)を表しています。

ゴールデンクロスとは、短期の移動平均線長期の移動平均線下から突き抜ける状態をいいます。

わかりやすくで丸を付けてみました。

赤の線緑の線を下から突き抜けた場合、その後のチャートは上昇していますよね。

このように、株価の値動きを見て、株価の上昇を期待できると判断する分析がテクニカル分析というわけです。

短期・長期との相性

ファンダメンタルズ分析は、長期投資に向いています。

企業の業績を見て判断するので、投資家は同じ情報を持っています
ということは、人気株か不人気株かその時点でわかっています。

効率的市場仮説という言葉があるように、短期的にリターンが得られるということは難しいでしょう。

 

テクニカル分析は、短期投資に向いています。

この分析は株価の動きにしか着目していないので、企業価値以上の株価になる場合もあります

株価が暴騰してしまうと、ここがピークだと判断され、いつの間にか暴落していた。なんてことにならないように、放置するのはやめましょう。

まとめ

ファンダメンタルズ分析もテクニカル分析も投資で大切な分析です。

片方だけを勉強するのではなく、2つの分析を理解して投資をすることをオススメします

ただ、ファンダメンタルズ分析は業績の判断が難しいので、基本的な決算書の見方を勉強していきましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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