皆さん、こんにちは!
いな穂と申します。
外貨預金!今なら利率10%!!
みたいな広告見たことありませんか?
円建ての預金利率なんて0.001%の世界なのに異次元ですよね(笑)
外貨預金をやってみようと思った方は少し待ってください。
この記事を読んでからにしましょう。
目次【本記事の内容】
外貨預金とは
外貨預金とは、日本円以外の通貨で預金することです。有名な通貨でいえばドルやユーロなどです。
外貨預金の特徴は利率です。
通貨それぞれ利率が違いますが、日本円より高いと思います。
外国為替について
外貨預金は円高と円安によって損益が変化します。
Q.1ドル100円から110円になると円安?円高?
110円に上がったから円高かな?
もちろん違います(笑)
私が人に教える時は、「円の価格ではなく価値で考えて」と伝えています。
この時は100円で交換ができます。
前は100円で交換できたのに、今は110円もかかってしまいました。
つまり、ドルの価値が高くなったといえます。(ドル高・円安)
このように円の価格ではなく、相手通貨との価値で比較してください。
メリット・デメリット
外貨預金のメリットは2つ。
- 高金利
- 為替利益
1.高金利
最大のメリットは高金利です。
少しでも高いところに預けたいと思うのは、当たり前のことですよね。
2.為替差益
外貨を円に換金する際、預入時より円安になっていると為替差益が得られます。
為替でも利益が得られたらハッピーになれますね(笑)
デメリットは3つ。
- 手数料
- 為替差損
- ペイオフ対象外
1.手数料
換金する際は手数料がかかります。
換金するだけで手数料がかかるのはもったいない気がしますよね。
2.為替差損
外貨を円に換金する際、預入時より円高になっていると為替差損が発生します。
為替で損失が出ると利息分がふっとぶこともあります。
3.ペイオフ対象外
預金保険機構による1,000万円までだったら守りますよっていう制度が使えません。
銀行が破綻したら外貨預金は保護されずパーです。
税金
外貨預金にも税金はかかります。
利息は源泉分離で勝手に納税されますが、為替差益の場合は確定申告を行わなければなりません。
ただ、給与所得以外に20万円を超えなければ確定申告は不要なので、ほとんどの人は不要だと思います。
まとめ
外貨預金=銀行預金
という認識はやめてください。
立派な投資商品です。
利率が高いからといって資産を投入すると逆に資産が減ってしまうリスクもありますので、やるなら少額から始めてください。
また、外貨預金の利率が高い通貨は、貸出利率も高いことを意味するので、国全体が不安定といえます。
マイナーな通貨は暴落・暴騰が起こりやすいので、注意してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。