皆さん、こんにちは!
いな穂と申します。
今まで、米国株の購入は手数料負けしてしまうデメリットがありました。
しかし2019年7月22日から楽天証券・SBI証券・マネックス証券の米国株最低取引手数料が撤廃されました。
購入しやすくなった理由を解説していきます。
目次【本記事の内容】
手数料負けとは
今までは米国株を購入する際に5ドル以上の手数料が掛かっていました。
なぜなら約定金額×0.45%(最低取引手数料5ドル)となっていたからです。
手数料は0.45%だと思って1万円分の米国株に投資をしようとすると、
92.59ドル×0.45%=0.4ドル
となるはずが、
5ドル取られてしまいます。
つまり手数料率は
5ドル÷92.59ドル=5.4%
高すぎますよね(笑)
だから、1,111ドル以上の購入をしないと余計な手数料が発生するデメリットがありました。
手数料の比較
3社とも最低取引手数料の5ドルが撤廃され、0ドルに統一されました。
高くても20ドルまでです。
つまり4,444ドルを超えても手数料は20ドルから変わりません。
日本円にすると約48万円。
一回でそこまで資金を投下するなんて私には無理です(笑)
0.45%は変わらない
今回の変更点は最低取引手数料の5ドルが撤廃されただけで、手数料は必ず掛かります。
手数料のイメージはこちら!
縦軸は手数料、
横軸は約定金額です。
手数料は掛かるものの、今までより安く購入することができますね。
少額投資が可能
アメリカの投資信託は人気でも米国ETFへの投資は踏み出せないでいた人が一定数いると思います。
私もその一人でした。
一回で10万円以上購入しなければ手数料がもったいないと感じてしまうものの、そこまで一気に買うのは怖いと思っていました。
しかし、今回の変更でETFも気軽に買えるようになりましたね。
今後は他国の購入手数料も変更しそうで楽しみです。
まとめ
今回の手数料変更は投資家としては非常にありがたい話です。
私も米国ETFへの投資を増やしていく予定です。
投資信託の信託報酬とETFの経費率は大きく差があるので、保有するならETFかなと個人的に考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。