皆さん、こんにちは!
いな穂と申します。
本日10月22日は即位礼正殿の儀が行われる日として国民の祝日になります。
今年限定の祝日ですが、天皇の即位を祝う大切な日です。
天皇陛下の即位を記念し、記念貨幣も発行されたので紹介していきます。
発行された貨幣
発行された貨幣は一万円と五百円の2種類です。
裏面の柄はどちらも同じですが、表面はそれぞれ特徴的な図柄となっています。
一万円の鳳凰と瑞雲
鳳凰は中国神話で伝説の鳥、瑞雲はめでたいことの前兆として現れる雲とされています。
どちらも縁起の良いイラストですね。
五百円の高御座
日本の天皇の玉座とされ、即位礼正殿の儀で天皇陛下が昇られます。
こちらの方が天皇の即位と密接しているような気がします。
それでは素材などを詳しく見ていきましょう。
一万円は純金です!
量目は20g
18日の金の価格は5,761円/g
20g×5,761円=115,220円
一万円貨幣は14万円!?と思いましたが、原価を計算すると当たり前の価格ですね。
しかし恐ろしい価格です。。。
五百円はバイカラー・クラッドが採用されています。
実物をみる
実際に私も換えてみました。
両面の図柄を撮ってみました。
外側が金色で内側が銀色でくっきり違うのがわかりますね。
側面はこんなカンジ。
光の反射で見にくくなっていますが、側面のギザギザの幅が違います。
上側は幅が広くなっていて、その両側は狭くなっているのがわかりますか?
このギザギザも素晴らしい技術です。
まとめ
今回は天皇の即位を記念した記念貨幣の説明をしましたが、私が注目したいところは五百円玉のバイカラーとクラッドの技術です。
なぜ、このような貨幣が作られたかというと、偽造防止の為です。
日本の紙幣や貨幣はただでさえ高い技術力で発行されているのに、さらに高い技術を使って発行されるなんてすごいなーと感心してしまいました。
交換する機会があれば、ぜひ皆さんも交換して技術力を確認してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。