皆さん、こんにちは!
いな穂と申します。
今まで投資に関する記事を書いてきました。
分散投資が大切ですよとお話してきましたが、時間についても分散投資をする必要があります。
それがドルコスト平均法です。
特に難しい手法ではないので、ぜひご覧ください。
目次【本記事の内容】
ドルコスト平均法とは
ドルコスト平均法は、株や投資信託などの金融商品を、一定金額かつ定期的に購入する手法です。
毎月1万円で投資信託を購入するようなイメージです。
長期的な投資に適しており、投資信託を保有している人は言葉を知らなくても、積立投信などで実践していると思います。
メリットについて
最大のメリットは
- 市場価格に関係なく買う
- 自分の意思に関係なく買う
この2点です。
投資では、市場価格の変動により自分の意思が弱くなってしまいます。
自分の意思が投資の邪魔をするということですね。
なんて思うこともあるでしょう。
投資で失敗する人の特徴ですね。
下の表はドルコスト平均法を利用した投資例です。
毎月10口を買う方法より、毎月1万円を買う方法の購入単価が下がりました。
この理由は、価格が安い時には多く、価格が高い時には少なく購入しているからです。
必ず市場価格は変動します。
長期保有をするのであれば、自分の意思は優先せずに積立投信で“ほったらかし投資”がオススメです。
暴落や暴騰の場合
こちらの表をご覧ください。
日経平均株価(1991年1月~現在)
S&P500(1996年11月~現在)
日本とアメリカの代表的な指数ですが、どちらも上昇と下落を繰り返しています。
ドルコスト平均法は定期的に投資をしていくので、暴騰の際にはそこまでリターンが得られません。
その代わり、暴落の際には一括で購入した投資家より損失は防ぐことができます。
やはり、ドルコスト平均法でも投資をしている以上は価格変動のリスクもありますので、十分注意が必要です。
手数料に気を付ける
ドルコスト平均法で気を付けるべきポイントは購入時の手数料です。
ほとんどの証券会社は購入価格が高いと、手数料が安くなります。
手数料のかかる商品を購入しようとすれば、一括で購入するより手数料負担が大きくなってしまいます。
ただ、ノーロードと呼ばれる手数料無料の投資信託もあるので、慣れないうちはノーロードでの運用が良いでしょう。
まとめ
投資初心者が心がけることは、投資で勝とうとするのではなく投資で負けないことです。
短期でお金持ちになれる人は、天才的な人間か強運の持ち主だけです。
いきなり勝負しようとせず、地道にコツコツ積み上げて将来の資産を増やしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。