ダウの犬を以前の記事で紹介しました。
アメリカ株への投資方法でしたが、日本株でもできます!
できますが。。。アメリカ株とは比べ物にならないくらいお金が掛かります。
すべてはファナックのせい(笑)
目次【本記事の内容】
日本版ダウの犬の作り方
ダウの犬はNYダウの構成銘柄の中から選べばよかったはずですが、日本の主要指数は日経平均株価やTOPIXです。
日経平均株価は日経225と呼ばれるように225銘柄ありますし、TOPIXに至っては東証一部に上場しているすべての株が対象です。
一個一個見ていくのは時間がもったいないので、TOPIX Core 30を参考にします。
TOPIX Core 30とは東証一部上場銘柄のうち、時価総額の大きさや流動性の高さを基に30銘柄に絞った指数となっています。
NYダウも30銘柄を対象としていたので、よく似ていますよね。
ダウの犬戦略はつぎのような投資方法でした。
- NYダウの配当利回りを調べる
- 配当利回りの高い順に並び替える
- 上位10銘柄を均等に購入する
- 1年後まで持ち続ける
日本株の場合は1番のNYダウがTOPIX Core 30に変わるだけです。
それでは構成銘柄を見ていきましょう!
構成銘柄
野村アセットマネジメント株式会社にTOPIX Core 30連動型上場投資信託の記載があり、そこで構成銘柄を確認できます。
データを基に9月17日付の表にまとめてみました。
ぱっとみて思ったのは単価が高い!
日本株の場合は株価×100が購入単価なのでキーエンスなんて600万円を超えます(笑)
そこから配当利回り順に並び替えて10銘柄に絞ります。
日本株も意外と高い利回りの銘柄がありますね!
では最後に均等割をしてみましょう。
合計金額2,000万円!!!!!
誰が買えるんでしょうね(笑)
ファナックが購入単価2,015,000円からスタートなので、他の銘柄もファナックに合わせないといけません。
そんな投資できるか!という方の為にファナックを除外してポートフォリオを組み直してみましょう。
完璧な構成比とは言えませんが、10銘柄に分散して300万円に抑えようとするとだいたいこんな感じです。
ただ、3大メガバンクや大手商社がいる時点で景気に左右されてしまいます。
単純に配当利回りだけを見て投資をするとやっぱりリスクが高いといえますね。
米国株との比較
では最後に、おさらいとして米国株と日本株のダウの犬を見比べてみましょう。
米国株
日本株
米国株のほうが景気に左右されにくい企業が多く、安価に購入しやすいメリットがありますね。
日本株も米国株に見習って1株から買えるようにしてほしいところです。
まとめ
今回は日本版ダウの犬を紹介しましたが、投資初心者にはオススメできません。
というより、やろうとする人がいないのではないでしょうか(笑)
日本版ダウの犬を実践するなら素直にTOPIX Core 30のETFを買う方が良いかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。