評価損が30万円まで増えていた私の銘柄たちもプラスへ転じてきました!
しかし、ダウの犬銘柄はと言うと。。。
未だに全てマイナスです(笑)
では、今月もいつものように振り返ってみましょう。
5月の出来事
5月は事業者に優しい月だったと思います。
- 実質無利子・無担保融資の開始
- 持続化給付金の給付
民間金融機関でも実質無利子・無担保融資の取扱が開始
各都道府県の信用保証協会を通じて融資実行となるわけですが、実質無利子と言っても3年間しかキャッシュバックはありません。
そして、社会保険料や税金の未納があると審査もしてくれません。
当たり前と言えば当たり前ですが、事業者にもマネーリテラシーは必要と言えますよね。
最大200万円を上限に持続化給付金の取扱開始
月収が50%以上減少していれば、給付金を受け取ることができます。ここで注目したいのは、融資ではなく給付金という点です。
融資は返す必要がありますが、給付金なので返す必要がありません!
ただ、不正に受給した場合はキツイ対処をされるのでご注意を。。。
ダウの犬実績
それでは、5月の実績を確認していきましょう。
評価額
未だにプラスへ転じる銘柄が出てきませんね。
注目していただきたいのは、シスコシステムズです。
4月時点では-14.39%で損失額が大きかったものの、今では損益率が一番プラスに近い銘柄になりました。
というのも、シスコシステムズは通信機器メーカーの世界大手です。
テレワークや外出自粛の中でCisco Webex Meetings(ビデオ会議システム)の利用者が増加した銘柄と言えますね。
配当金
4月はコカコーラとシスコシステムの2銘柄しか配当金を受け取れませんでしたが、5月はもっと少なくベライゾンコミュニケーションズのみです。
2月も1.79ドルを受け取っていますので、配当金は同水準を維持しています。
銘柄紹介
本日はダウ平均株価に採用されている中からファイザーを紹介していきます。
ファイザーは世界最大級の製薬会社です。
AnswersNewsが2019年12月末時点の売上を基に世界売上ランキングを作成しています。
世界トップはスイスのロシュです。
インフルエンザ治療薬である【タミフル】を販売している会社なので、世界トップなのも頷けますよね。
では、ファイザーの商品はどのようなものがあるのでしょうか。
第二次世界大戦時にペニシリンを量産
(1928年)
青カビを培養してペニシリンが発見される。
(1939年)
第二次世界大戦中に数多くの兵士が感染症で亡くなっていた。
(1941年)
ファイザーがペニシリンの量産化に成功し、多くの人々の命を救うこととなった。
2009年に放送されていた【JIN-仁-】でも綾瀬はるかさんが言っていましたよね。

先生!ペニシリンでございます!
あ、私はドラマを見ていないのでよくわからないんですけど(笑)
勃起不全治療剤「バイアグラ®」
バイアグラは1998年にファイザーが開発した勃起不全治療剤です。
今では世界130カ国で承認され、日本では水無しで服用できるバイアグラODフィルムの発売されています。
しかし、新製品の開発はバイアグラ以降出ていないので、研究開発よりも企業買収に力を入れています。
企業買収で売上を伸ばす
製薬業界では、製薬会社が別の製薬会社ごと買収して収益を上げる【ファイザーモデル】と呼ばれる手法が存在します。
企業が他の企業を支配する目的で、発行済株式の過半数を買い取ることをいいます。
企業の発行済株式の過半数を取得すれば、会社の方針を決めることができます。
簡単にいえば、多数決です。
これをやりたい!あれをやりたい!と思った時に、数の多い方が勝ちますよね。
だから過半数の株式(議決権)を保有すれば会社を支配することができます。
主な買収の歴史
2000年ワーナー・ランバート社
2003年ファルマシア社
2009年ワイス社
2015年ホスピーラ
研究開発費は多額の資金が必要となりますが、成功する確率は約3万分の1とも言われています。
それなら自分の欲しい技術のある会社を買収した方が手っ取り早いかもしれませんね。
このようにしてファイザーは売上を伸ばしてきました。
まとめ
4月に引き続き、5月も騰落率はプラスでした。
投資家の間でも評価額がプラスに転じる方が増えてきたのではないでしょうか。
私も一時期はプラスになっていましたが、6月11日でマイナスに戻ってしまいました。
しかし、短期間で見ればマイナスでも長期で見れば徐々に回復していく兆しが見えてきたので、これからも長期保有を徹底したいと思います。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。