【ダウの犬戦略】4ヵ月目の収益と銘柄紹介【MMM】

運用実績

 

ネット証券の新規口座開設が増加し、私が利用する楽天証券でも3月は16万件の新規口座開設がありました。

 

 

米国株を始めたいと考える方の参考になればと思い、高配当投資の一つである【ダウの犬戦略】を行っています。

【ダウの犬戦略】4ヵ月目の収益と銘柄紹介【MMM】

 

 

4月の出来事

4月は株価市場と実体経済では大きな違いがありました。

  • 月間騰落率がプラス
  • 緊急事態宣言が全国へ拡大

 

株価市場では良いニュースとなりましたが、緊急事態宣言が全国へ拡大したことで、外出自粛休業の要請が広がりました。

 

月間騰落率がプラス

3月分の実績を見ていただくとわかるように、1月から3月までずっと下落が続いていました。

米国市場でサーキットブレーカーが発動するなど、投資家としては非常に辛い3ヵ月間だったと思います。

 

 

しかし、4月の騰落率はプラスに転じました!

私の保有株もマイナス評価から抜け出した銘柄がチラホラ出ています。

騰落率とは
一定期間内にどれだけ値上がり(値下がり)したのかを計算したもの。

 

実際のチャートも見ていきましょう。

【ダウ平均株価】

【日経平均株価】

ダウ平均株価も日経平均株価も、緩やかに回復しているのが見て取れますね。

ここから2番底を見ることなくV字回復して欲しい所です。

 

4月は株価の上昇する確率が高い

金地金の販売を行う第一商品がまとめたダウ平均株価の月別の上昇確率と平均騰落率では、4月の上昇確率が高いことがわかります。

今年の4月も例外なく上昇できましたね。

 

緊急事態宣言が全国へ拡大

4月17日に行った記者会見では、緊急事態宣言の対象地域が当初の7都府県から全国へ拡大しました。

4月7日に緊急事態宣言が行われ、その10日後に全国へ拡大とは。。。

 

緊急事態宣言が行われると、都道府県知事は住民に対し以下のことができるようになります。

外出自粛の要請
施設の使用制限や停止
イベント開催の制限や中止

 

私の地域でも外出自粛や休業により静かな日々を送っていました。

丸1か月休みになる友人もいますし、遊びに行けないとなるとストレスも溜まります。

ただでさえ忙しい銀行内でも仕事のストレスを発散できず、みんなピリピリしていて仕事が辛い(笑)

 

今後は5月末までに緊急事態宣言の解除が検討されていますが、ウイルス感染も怖いのでしばらくは外出を控えると思います。

 

ダウの犬実績

それでは、4月の実績を見ていきます。

 

評価額

徐々にプラスに転じそうな銘柄も出てきました。

先月-40%を超えていたシェブロンとエクソンモービルですが、ほとんど変わらないエクソンモービルに対し、-24%まで回復したシェブロン。

今後の値動きに期待したいですね。

 

配当金

4月は配当を出す企業が少なかったです。

コカコーラシスコシステムズから合計2.80ドルでした。

10銘柄に分散投資をしていても、月ごとの配当金にはばらつきがありますね。

 

銘柄紹介

本日はダウ平均株価に採用されている中からスリーエムを紹介していきます。

スリーエムは多角化経営の代表格といっても過言ではありません。

 

皆さんも良く知るPost-itScotchはスリーエムの商品です。

私もPost-itの付箋は仕事に必要不可欠なので、今後も消費財の売上は安定しているのではないかと感じています。

 

ただ、スリーエムは付箋や粘着テープのみを販売しているわけではありません。

  • 消費財
  • ヘルスケア
  • オフィス
  • 電気
  • 通信
  • ホーム&レジャー
  • 電子
  • 自動車・交通

いろいろと事業をしているので、多角化経営と呼ばれています。

 

また、今回の新型コロナウイルスでもスリーエム商品であるN95マスクの生産に力を入れています。

1月以来、3Mは米国、アジア、ヨーロッパを含む世界中の製造拠点で、N95マスクの生産量を年間11億枚に倍増させました。今後12ヵ月以内には生産量をさらに2倍の年間20億枚にまで増加する予定です。

社会貢献する企業には積極的に投資をしていきたいですよね。

 

配当王

アメリカでは投資家への配当に力を入れている企業が多く、25年以上増配を続けていれば配当貴族50年以上であれば配当王と呼ばれます。

スリーエムの増配年数はなんと62年

毎年2月の配当金支払時に増配しています。

2013年8月0.635ドルに対し、2020年2月は2倍以上の1.47ドルまで増配!

62年増配を続けてかつ直近10年で配当金が2倍になるって正直驚きます。

配当性向も50%から70%を推移しているので、配当金の支払い能力もまだまだありますね。

 

2018年をピークに株価は下がり続けているため、値上がり益(キャピタルゲイン)は難しいかもしれませんが、配当収入(インカムゲイン)としての銘柄選択であれば、今後も安定した収益が見込めるでしょう。

私も配当王の今後に期待して別口座でも追加投資をしていきたいです。

 

まとめ

4月は新型コロナウイルスの感染拡大後、初めてプラスに転じた月になりました。

しかし、実体経済では今後の企業の売上減少が懸念され、先行き不透明としか言えません。

銀行窓口もキャパオーバーですからね。

コロナに負けないよう、投資も仕事も頑張りましょう!

 

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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