皆さん、こんにちは!
いな穂と申します。
2019年10月1日から消費税が8%から10%に引き上げられました。
それに加えて10月1日より開始したキャッシュレス・ポイント還元制度はご存じですか?
消費税増税のインパクトが強すぎて理解していないのであれば、ぜひこの制度を知ってください。
目次【本記事の内容】
キャッシュレス・ポイント還元制度
と、経済産業省が説明しています。
...What’s?(´Д`)
わかりやすくいえば、買い物した時にポイント還元することで、消費税増税の対策を政府がやりまーす。ってこと。
ただ、ポイント還元には3つの条件があります。
①キャッシュレス支払い
②購入する店が加盟登録店
③期間限定(2020年6月30日まで)
それではより具体的に説明していきます。
キャッシュレス決済とは
キャッシュレス決済とはそもそも何ですか?という問いがあるかもしれませんので、説明します。
キャッシュレス決済の定義は「物理的な現金(紙幣・貨幣)を使用しなくても活動できる状態」を指す。経済産業省:キャッシュレス・ビジョン
経済産業省は難しい言葉ばかり並べますね。
具体例で見ていきましょう!
最近ではペイペイなどのバーコード決済が登場したことで、少しずつ日本にもキャッシュレス決済が普及してきました。
キャッシュレスのメリットは安心・安全・便利!
あなたは街中で現金100万円を持ち歩けますか?
私は絶対嫌です。無くしたり盗まれてしまったら二度と戻ってきません。
紛失リスクや盗難リスクを防ぐためにも現金ほとんどを持ち歩かず、買い物時にはクレジットカードやスマートフォン決済を利用します。
無くなる心配もない!買い物も気軽にできる!だからキャッシュレスはお得ですよーと推進されています。
なぜキャッシュレス限定?
ここで疑問。
消費税の増税対策なら現金決済でも還元してくれたらいいんじゃないの?というか、対策するぐらいなら増税って必要だったの?
増税は社会保障費に充てるために必要な対応でした。そしてキャッシュレスに限定したのは日本をキャッシュレス社会にしていきたいからです。
世界のキャッシュレス事情から見ていきましょう。
世界各国の中でも日本はキャッシュレス決済の比率が低いですね。
韓国なんて9割がキャッシュレス決済なのでキャッシュレス先進国といっても良いでしょう。
韓国のキャッシュレス化をまとめるとこんなカンジ。
- 消費者の消費活性化
- 事業者の脱税防止
- 硬貨発行の削減
- クレジットカード利用分の所得控除
- 宝くじ権利付与
- 店舗でのクレジットカードの取扱義務
クレジットカードの利用分が所得控除になるって素晴らしい制度だと思います!
ほとんど税金を払わなくて済みそうですね(笑)
では、なぜ日本では普及しないのか?
日本人は真面目で日本企業は技術力が高いから。
これに尽きます。
日本で強盗が無いといえばウソになりますが、世界各国と比較すれば治安が良いといえます。
そして、店舗のレジや銀行ATMの処理能力が高く、現金を扱うことに手間取らないんです。
紙幣の製造技術も世界トップレベルです。
これだけ便利で安全だったら現金で支払うのも問題ありません。
それでも政府がキャッシュレス決済を推進する理由は3つ。
- お金を製造するにもお金が掛かる
- お金を管理するのもお金が掛かる
- 脱税を防止する
1.お金を製造するにもお金が掛かる
機械などの設備や管理する人間の給料を払わなければなりません。
キャッシュレス化が進み、流通する紙幣や貨幣が減少すればお金を作る必要が少なくなり製造コストを抑えられます。
2.お金を管理するのもお金が掛かる
現金社会であれば、お金がなければ事業も消費もできません。
お客様の為にいろんなところにATMが設置されていますよね。でもあの設置コストってびっくりするぐらい高額なんです。
3.脱税を防止する
現金商売をしていると、脱税って簡単にできるんです。形に残らないから売り上げを正確に把握できません。
キャッシュレス化が進めば、クレジットカードの利用明細など必ずデータとして記録されますので、脱税防止になります。
まとめ
消費税増税の裏でこっそり(?)始まっていたポイント還元制度。
私の周りの人たちに聞いても「え?何それ?」みたいな反応をされたので知らない人も多いかもしれませんね。
せっかくの期間限定キャンペーンを使わない手はありません。
キャッシュレスでお得に買い物をしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。