自動車保険のノンフリート等級に影響する具体例

皆さん、こんにちは!

いな穂と申します。

 

自動車保険に加入していて、

「この事故は保険を使わない方がいいよ」と言われたことはありませんか?

私は母親に言われたことがあります(笑)

 

その言葉の意味を理解するために勉強していきましょう。

 

 

ノンフリート等級とは

自動車保険に加入する際、保険料の割引や割増を適用する等級制度のことです。

公平の原則を思い出しましょう。

 

関連記事

自動車保険での公平の原則では運転の上手な人とそうでない人に不公平が生じないようになっています。

運転が上手な人は事故を起こす確率が低く、そうではない人は逆に高いといえます。

そこで、運転が上手な人には保険料を割り引きましょう、という制度ができました。

等級について

ポイントはこちら。

  1. 等級は1から20まで。
  2. 初めの契約では6等級から。
  3. 1等級が割高、20等級が割安

 

契約時は6等級からスタートするので、せめて6等級以上を維持したいところですね(笑)

等級に影響する具体例

  • 等級が上がる
    • 1年間事故なし

1年間に事故がなく、保険を利用しなければ翌年に等級が一つ上がります

20等級までの最短は14年掛かると思うと、なかなか難しい。。。

  • 等級が下がる
    • 等級が一つ下がる例

車の盗難による保険利用

台風の影響で修理

    • 等級が三つ下がる例

他車との衝突事故で修理

当て逃げに遭い修理

実際の計算

今回の計算で使う条件はこちら。

  • 年間保険料は10万円
  • 等級は20等級

ソニー損保で概算保険料の計算ができます。

三つの等級が下がる事故をした場合、保険料が10万円から168,000円に増えました。

仮にその後事故が無ければ、等級が一つずつ上がるので3年間で187,000円(68,000円+62,000円+57,000円)を余分に支払うこととなります。

つまり、187,000円以上の損害があれば保険を使えばいいですよね。

皆さんも保険を利用する際には計算してみましょう。

まとめ

今回は自動車保険でノンフリート等級が保険料に影響する具体例のお話と実際の計算をしてみました。

車を持つと維持費が予想以上に掛かりますし、事故の損害額もびっくりします。

自動車保険も慎重に契約しましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました