投資初心者にオススメの投資信託とETFをバフェットの手紙で解説

お金

投資初心者が証券口座を開設して悩むこと。

「さて、何に投資をしよう。」

 

いざ投資を始めようと思っても資産は減らしたくないので購入を躊躇っていませんか?

実際、私も証券口座を開設した後はひたすら株や投資信託について調べていたので、その気持ちはよくわかります。

 

そんなあなたへ一番初めに購入を検討していただきたい銘柄

をご紹介します。

 

 

バフェットからの手紙

投資の世界において知っておきたい人物No.1はもちろんウォーレン・バフェット氏です!

今年で90歳を迎えるおじいさんですが、どれだけ凄い人かを解説します。

 

どんな人?

世界三大投資家の一人です。

純資産額は驚きの906億米ドル!

日本円に換算すると約10兆円になりますので、ケタ違いに凄い人なんだなーとわかっていただけたでしょうか。

ちなみに、バフェット氏が5年間に寄付を行った額は1兆6,200億円だとフォーブスの記事で発表されました。

 

バークシャーハサウェイのCEO

バフェット氏は投資家であると同時に、世界最大の投資持株会社であるバークシャーハサウェイのCEOでもあります。

バークシャーハサウェイは綿紡績事業から保険事業と機関投資家として変貌を遂げています。

 

バークシャーハサウェイの1986年から2019年までの株価です。

1986年にバークシャーハサウェイの株を10,000ドル購入していた場合、2019年の年末には1,374,858ドルになっています。

何もせず100倍以上になっている計算!

 

年平均成長率も15.58%と驚異的!33年間ずっと15%の成長を毎年続けていたという意味ですので、会社の凄さも理解できましたね。

 

バフェット氏がバークシャーハサウェイの株主総会で【株主への手紙】を公開しました。

マネックス証券がわかりやすくまとめていたので、その記事を参考にしていきます。

 

プロではない投資家の目的はパフォーマンスの良い銘柄を選ぶことではありませんし、それを実際にすることは本人にもその助言者にも難しいでしょう。むしろ大切な目的は概してうまくいきそうなビジネスに横断的に投資することです。S&P500に連動する低コストのインデックスファンドに投資することによりこの目的は達成できるでしょう。
(出所:ウォーレン・バフェットが個人投資家に勧めた投資法?

 

簡単にまとめると、

投資初心者はS&P500に連動するファンドを買えばいいよ。

といった内容です。

 

S&P500とは

米国株式市場の動向を示す株価指数で、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス企業によって算出され、米国市場の流動性の高い大型株から選ばれた500銘柄で構成されています。

 

以前、ダウの犬戦略について記事を書きましたが、そこではダウ平均株価という株価指数を参考にしました。

 

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ダウ平均は、アメリカで上場している企業の中からダウ・ジョーンズ社が30社を算出しています。

皆さんがよく聞く言葉はダウ平均株価だと思います。

テレビのアナウンサーが「ダウ平均株価の終値は昨日より50ドル46セント高い29,348ドル10セントでした。」などと報道しているのを聞いたことありませんか?

世界を代表する企業ばかりを集めた株価指数ですので、世界経済を表すといっても過言ではないでしょう。

 

投資対象はどっち?

二つの大きな違いは構成銘柄の数です。

S&P500の500銘柄に対し、ダウ平均株価は30銘柄しかありません。

 

投資において、リスク分散は大切です。

よく聞く「卵は一つのカゴに盛るな」リスク分散の重要性を表しています。

一つのカゴにたくさんの卵を盛っていて、そのカゴを落としてしまうと全て割れてしまいます。

複数のカゴに分けて盛っていれば、仮に一つのカゴを落としたとしても残りは無事である。という先人の格言です。

投資に置き換えるのであれば、特定の銘柄だけを買うのではなく複数の銘柄を買うことで暴落による被害を抑えましょう。

 

このことを踏まえた上でどちらがリスク分散できるかといえば、500銘柄で構成されているS&P500ですよね。

 

では、具体的なファンドの紹介です。

今回は投資信託ETFに分けて説明していきます。

 

S&P500に連動する投資信託

そもそも投資信託とは、投資家から集めた資金を運用のプロであるファンドマネージャーが投資先を決定し、運用します

投資信託の特徴は主に3つ

1.分散投資ができる
2.購入単価が比較的安い
3.運用のプロに任せられる

 

具体的な投資信託を紹介します。

三菱UFJ国際投信㈱が運用するeMAXIS Slim米国株式(S&P500)です。

 

投信ブロガーの方々が選んだ投資信託ランキングで第2位の成績となりました。

残念ながら、1位ではありませんでした。

 

投資判断に必要な重要事項を説明する交付目論見書では、運用中の手数料が0.0968%となっています。

激安!

 

そしてもっと驚きなのが購入時も解約時も手数料が掛かりません!

銀行窓口で投資信託を買おうとすれば、3%も手数料が取られたりします。

試しに自分が住んでいる地域の主要銀行で投資信託を見てください。

投資信託の売上ランキングを見ていると悲しくなります。

 

私もeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を保有していますが、毎月積み立てているにもかかわらず投資リターンは15%ですので、お気に入りのファンドです。

 

S&P500に連動するETF

 Exchange Traded Fundの略称で、日本語では上場投資信託といいます。

字のごとく投資信託が株式のように上場している状態を指します。

ETFと株式と投資信託の比較表です。

ETFの特徴を一つだけ挙げるとすれば、自分で指値注文や成行注文ができる点です。

自分の好きな金額で注文することが可能なので、投資信託と比べると透明性が高いといえます。

投資信託だと日々の値動きに加えて運用コストが差し引かれる仕組みになっているので、透明性は低いですよね。

 

それでは、具体的なETFを紹介します。

バンガード社が運用するバンガード・S&P500 ETF(VOO)です。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の運用中の手数料が0.0968%と低コストで驚きましたが、さらに安くなって0.03%です。

商売する気あるの!?

運用コストが安く抑えられる秘訣は運用総資産が約600兆円あり、1億円を運用しようが1兆円を運用しようがやることは変わらないので、手数料を下げることが可能となっています。

 

そして、ネット証券大手3社である楽天証券・SBI証券・マネックス証券の手数料無料化のおかげでタダで買えます!

昨年までは最低手数料5ドルとなっていましたが、最低手数料が撤廃され購入時手数料は一律0.45%になりました。その後、auカブコム証券のおかげで手数料無料化の流れができ、米国ETFの一部銘柄は実質手数料無料となりました。

バンガード・S&P500 ETF(VOO)は上記3社とも手数料無料の対象銘柄です!

 

まとめ

投資についてまったくわからないけど始めてみたいという方には投資信託のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)をオススメします。

日本円で買えますし、つみたてNISAを活用すれば利益が非課税となります。

 

投資信託の運用も慣れてきて、ETFに興味を持ち始めたらバンガード・S&P500 ETF(VOO)の購入を検討しましょう。ただ、VOOは米国ETFなので、現地通貨であるドルで購入しなければなりません。初めは面倒くさいなぁと感じるかも。。。

 

どちらかを選べと言われると、私は配当収入が好きなので投資をするなら配当がもらえるバンガード・S&P500 ETF(VOO)を選びます。

自分の投資スタイルに合った銘柄を探してみてはいかがでしょうか。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※本記事に記載させていただいた内容については銘柄の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。責任については負いかねますので、ご了承ください。

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