複利効果は人類最大の発明だ。とアインシュタインが話したことは、投資家の中でも有名な話でしょう。
銀行でも良く使うのですが、複利とは投資元本から得られた利息をさらに元本に組み入れることで、その利息もまた新たな利息を生むようになる。といった具合です。
本日は、その複利効果として配当金再投資を行ったので、なぜARCCに投資したのかをお伝えしていきます。
配当金入金
朝のアラームで目を覚まし、いつものように株価をチェックするとサザンからの配当金が入金されていました。
12月6日にはファイザーからも配当金が入金となっていたので配当金累計額は19.03ドルとなりました。
今まで配当金をくれたフィリップモリス、コカコーラ、ジョンソンエンドジョンソン、ホームデポ、AT&T、ベライゾンコミュニケーション、みんなの力で新たな仲間が増えるよ!
楽天証券に貯まった外貨預り金を確認して向かうはお気に入り登録をしたARCCの個別ページ。18.95ドルの指値注文を行い、見事約定となりました。
ちなみにこれは朝5時半の話です(笑)
ARCCとは
ARCCを良く知らない人の為に解説。
ARCCとは正式名称エイリス・キャピタル(Ares Capital Corporation)といって、アメリカの金融投資会社です。
会社の形態としては、1940年投資会社法を根拠法としたBDC(ビジネス・ディベロップメント・カンパニー)となっています。
なんのこっちゃですよね(笑)少し特殊な会社と思っていただければ大丈夫です。
そんなBDCのポイントはこちら。
クローズド・エンド型の投資会社
中小規模の未公開企業へ投融資
単一銘柄の投資は25%以内が限度
法人所得税が免除
所得の90%以上を株主に分配
数多くの小さな企業に対して投融資を行い、利益の90%は株主に分配することを条件に法人所得税が免除されています。
投資家からの観点でいえば、BDC企業が稼げば稼ぐほど配当金も増えるということになります。
過去4年分のデータですが、右肩上がりとなっています。
最終利益の伸びが凄い!
配当金も非常に高く、2019年12月12日時点の配当利回りは8.43%です。
ただ、配当性向が100%を超えているので、利益以上の配当を支払っていることになります。
今後の減配に注意かもしれません。
配当金再投資の理由
冒頭でもお話したように、配当金を再投資していけば複利効果でどんどん配当金が増えていくことが分かったと思いますが、複利効果の他にもう一つ理由があります。
米国株式の配当金は外貨預り金として入金されるからです。
これはメリットでもありデメリットにもなります。
私は楽天証券で投資を行っていますが、楽天証券の場合は米ドル/円の為替手数料が買い+25銭、売り-25銭かかります。
毎月、円をドルに換えて米国株投資をしているのに、配当金をドルから円に戻すのってもったいない気がしませんか?
今はサラリーマンとして働いているので、配当金を取り崩して使う必要もありません。だから配当金を再投資すると決めています。
配当金によって投資をするだけでも買いの為替手数料25銭が不要になるので、通常時よりパフォーマンスが0.25%上がります。
今後の再投資先
今回はBDC銘柄のARCCを購入してみましたが、同じBDC銘柄のMAINも購入を検討しています。
なぜARCCを先に買ったのかというと、購入単価が安いから(笑)
- ARCCが18.97ドル
- MAINが43.30ドル
今の配当金ではARCCを1株買うのがやっとなんです。
次はMAINが買える40ドル以上を目指して外貨預り金を貯めます!
まとめ
配当金生活の第一歩として投資を始めたのが2019年7月30日。
配当金生活の第二歩目として2019年12月12日には配当金再投資を行いました。
少しずつ投資額が増えているのを見れば、気持ちも嬉しくなりますよね。
カネのなる木という人もいれば、金のニワトリの卵という人もいます。どちらにせよ、お金がお金を生むという意味は同じで、私も配当金を得ながら投資を楽しくできたらなーと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。