老齢基礎年金の損益分岐点を計算してみました

皆さん、こんにちは!

いな穂と申します。

 

年金問題が世間を賑わせていますが、年金について詳しく知っていますか?

本日は年金の基礎である老齢基礎年金についてお話していきます。

そして、最後には年金の損益分岐点を計算してみようと思います(笑)

 

 

老齢基礎年金とは

そもそも、国内に住む20歳以上の人々は国民年金か厚生年金のどちらかの年金制度に加入しています

二つの違いは

会社員それ以外かです。

  • 会社員→厚生年金
  • それ以外→国民年金

 

それ以外とまとめましたが、

  • 個人事業主
  • 学生
  • 専業主婦/主夫

これらに当てはまる方が国民年金となります。

 

受給資格のあるすべての方が、65歳から年金を受給できます

ちなみに、2019年の老齢基礎年金受給額は満額780,100円です。

受給資格

老齢基礎年金の受給資格は、一言でいえば10年以上にわたり、年金を納めているか。

しかし、例外もありますので、つぎの表で確認しましょう。

年金を払えない明確な理由がある場合は、申請をすることで年金を納めなくても納付期間に合算することができます

一番馴染みがあるのは、大学生の年金免除ですね。

学生納付特例制度といって、本来は学業に専念しなければならない学生の為に、20歳になっても年金の納付を免除しますねーという制度。

ですので、払っていなかったとしても大学を卒業するまでは大丈夫です!

 

ちなみに、現在では受給資格が10年に設定されていますが、平成29年7月31日までは25年以上の納付期間が必要でした。

そう考えると、まだマシになりましたよね。

年金納付

納付期間は20歳から60歳までの480か月です。

480か月の間、毎月年金を払わなければならないと思うと、正直イヤですよね(笑)

ちなみに、
2019年の年金保険料は16,410円

年金保険料はマクロ経済スライドによって調整されており、賃金や物価が上昇すれば保険料も上がっています。

国民年金保険料の推移は日本年金機構のHPから見ることができますが、徐々に上がっていますよね(泣)

損益分岐点

それでは損益分岐点を計算してみましょう。

今回の条件はこちら。

  • 毎月保険料16,410円
  • 年金受給額780,100円

マクロ経済スライドの変化は無視させてください。

 

納付額
16,410円×480か月
=7,876,800円

受給額
7,876,800円÷780,100円
=10.09年

65歳から10年を経過した75歳の年にやっとプラスになります。

100歳まで生きたら2,000万円かぁ。

生きられるかな。。。

まとめ

今回は老齢基礎年金だけをテーマにしてまとめました。

しかし、ほとんどの方は会社員だと思いますので、老齢基礎年金だけでなく老齢厚生年金を受給することになるでしょう。

その話については、また記事にまとめていきます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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