銀行の三大業務~融資編~

皆さん、こんにちは!

いな穂と申します。

 

私たちが利用している銀行のサービスについて調べたことがありますか?

お金の基礎知識を学ぶためにも、銀行の三大業務といわれる預金・融資・為替について解説します。

今回は融資についてお話します。

 

 

融資業務とは

お客様に資金を融通する業務全般のことをいいます。

事業をするにもお金は必要で、ヒト、モノ、カネに加えて情報のことをまとめて“経営資源”といいます。

ヒトもモノも揃えたけどカネがない、だからお金を借りよう。
と考えていてもどんな借り方があるのかわからないと困りますよね。

そんなわからない方々のために本記事(情報)を書きました。

種類について

融資にもいくつか種類があります。
なぜなら借入目的や返済方法は人によって違うからです。

主な融資方法は以下の4つです。

聞きなれない言葉だと思いますが、一緒に勉強していきましょう。

証書貸付

証書貸付とは、銀行と契約書を交わしてお金を借りることです。

具体例でいえば住宅ローンも証書貸付の一つです。
住宅ローンを利用されている方は、借入をするときに住所や氏名を書いた用紙が契約書ですね。

証書貸付は融資期間が1年以上で長い特徴があります。

手形貸付

手形貸付は事業者向けで約束手形を発行してお金を借りることです。

例えば、

100万円分の商品を仕入れました。
販売して130万円を稼ぎました。
差額分の30万円が利益となります。

ただ、これはお金があればの話。

ここで銀行の出番です!

仕入資金として100万円借りることができれば、仕入れから販売まで可能となりますよね。

手形貸付は融資期間が1年以内、返済方法は一括返済です。

返済期限日までにお金を用意することができないと銀行からの信用が悪化しますので、資金計画はしっかり考えましょう。

手形割引

手形割引も事業者向けの融資です。

商業手形を銀行に差し入れることで融資を受けられます。

・・・え?

ちゃんと解説していきます(笑)

商売の基本は仕入れてお金を払う

でもお金を払う側の手元に資金がなかったら取引が成立しません。
そこでA商店は商業手形という手形を発行します。

手形をB商店が受け取ることで、B商店は期日にお金を受け取れる、という仕組みです。

しかし、B商店も従業員の給料も支払わないといけないし、つぎの商品を仕入れないといけません!

そんなときに、受け取った手形を銀行に差し入れることで銀行が融資をしてくれます。

ただ、銀行も利益がないと面白くないので、手形に記載された金額から一定の金額を割り引いて融資をします。

割引率が3%であれば97万円といった感じです。(※日数計算は省きます)

当座貸越

一定の限度額までであれば、自由に借入ができ、自由に返済ができる融資です。

カードローンも当座貸越の一種なので、個人向けのためにカードローンの説明します。

100万円までお金を自由に出し入れできるカードです!なんて言われたことはありませんか?

しかし!カードの使い方を間違えると悪魔のカードに変身します。

一番の特徴は利率が高いこと!

10%前後の利率設定になっていることがほとんどですので、むやみに使うものではありません。

私がオススメする利用方法は、
今は手元にお金がないけど、将来に借りた金額以上の入金もしくはメリットがある場合のみです。

カードローンは借りては返す、借りては返すが基本なので、借り続けると間違いなく家計が苦しくなります。

ご利用は計画的に(笑)

まとめ

長くなってしまいましたが、4つともそれぞれ特徴があります。

一般の方が利用されるのは証書貸付カードローンだと思います。

必ず返さなければならないお金ですので、無駄遣いをせず自分のお金以上に大切にしましょう

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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