皆さん、こんにちは!
いな穂と申します。
CMでもよく見るネット保険の保険料は安いと思いませんか?
同じ補償内容なのに私が契約している保険と全然違うじゃないか!と私も考えたことがあります。
安さの秘密は保険料の構成要素に分解すると見えてきます!
目次【本記事の内容】
保険料の構成要素
保険料は大きく2つに分かれます。
- 純保険料
- 付加保険料
さらに、
付加保険料は3つに分かれます。
- 社費
- 代理店手数料
- 利潤
それぞれ細かく説明していきます。
純保険料
純保険料とは、事故が生じたときに保険会社が支払う保険金に充当される部分です。
保険制度は多くの人々がお金を出し合って資金プールを作って、事故や災害などの万が一の場合には資金プールからお金を出して補償する制度です。
その資金プールに溜めていくお金が純保険料にあたります。
付加保険料
付加保険料とは保険会社の経営に必要な諸費用のことをいいます。
保険料の構成要素でもお話したように、社費・代理店手数料・利潤に分かれます。
事業を運営するために必要な費用。
代理店手数料とは
保険代理店に支払う手数料。
利潤とは
保険会社の利益部分。
2018年度募集形態別元受正味保険料割合表を見てみると、91.4%の保険契約が代理店扱いとなっています。
つまり、10人のうち9人は代理店で保険を契約して代理店手数料を支払っていることがわかりますね。
ネット保険の安さの秘密
ネット保険の安さの秘密は付加保険料の違いです。
同じ補償内容なら純保険料は変わらないので、付加保険料に差が生まれます。
その中でも代理店手数料と社費が大きく減少します。
その理由は、インターネットで直接契約する場合がほとんどなので代理店に支払う手数料がなく、店舗を構える必要がないので人件費のカット、書類を作成する費用も省けます。
まとめ
ネット保険の安さの秘密は付加保険料にあり、その中でも代理店手数料や社費が安いから普通の保険と比較して安いことがわかりましたね。
しかし、ネット保険のデメリットは対面式ではないということ。
ネット銀行でもお話したように、ネットに詳しくない人や対面式じゃないと不安。。。と思う人はネット保険の契約に踏み切れないかもしれません。
ただ、ネット保険は比較的安い商品が多いので、ぜひ検討してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。