皆さん、こんにちは!
いな穂と申します。
本日は自宅についてです。
いつまでも続く購入派と賃貸派の論争も答える人によってそれぞれです。
私もその論争に加わってみようと思います(笑)
目次【本記事の内容】
購入派の意見
購入の一番のメリットは
ずばり資産になる!
母「家賃なんてもったいない!」
そんな言葉を私も聞きました。
家賃の代わりに住宅ローンを支払えば、完済後には住居費の心配がなくなります。
たしかに賃貸に住み続けると自分が生きている間は支払い続けなければならず、年金生活では支払いの軽減をしたいものです。
ただ、銀行目線でお話をすると、住宅ローンの条件によってコストがびっくりするほど変わってきます。
借入金 4,000万円
利 率 1.0%
期 間 35年
返済総額は47,423,753円です。
借入金 4,000万円
利 率 2.0%
期 間 35年
返済総額は55,651,862円です。
その差額はなんと800万円!
マイホームを若くして買おうとすると、年収や資産背景などの好材料と呼べるものがなく、利率が1%でも上がるとこんなにも差が出てしまいます。
賃貸派の意見
賃貸の一番のメリットは
ずばり住み替えが楽!
自分のライフサイクルに応じて、住む家を替えることができます。
結 婚 → 普通
出産後 → 広い
老 後 → 普通
このように家の広さを引っ越すことで調整すれば、無駄な家賃を払わなくて済みます。
他にもご近所トラブルなど、その物件自体・まわりの環境が自分に合わなければ住み替えることが容易です。
ただ、駅に近い場所や設備が充実しているマンションなど、自分が望むすべての条件が満たせる物件は簡単に見つかりません。
住み替えが容易だとしても、引っ越しのときに良い物件と巡り合わなければ意味ないですよね(笑)
メリット・デメリット比較
購入は将来の安心、賃貸は今の安定といったところでしょうか。
考えるポイント
皆さん初めは賃貸に住み、その後に自宅購入を検討するはずです。
そこで考えていただきたいのは、自分たちの今後の人生をどう過ごすのか。
子供は何人欲しくて、物件の場所はなぜそこなのか、老後もその場所に住み続けたいのか、転勤があった際にはどうするのか、などです。
住宅情報サイトsuumoに面白いアンケートがありました。
賃貸VS購入 住居費、資産性、気楽さ…、それぞれの満足・後悔のポイントを100人に聞いてみた!
買う派の後悔しているポイントランキング
2位 広さ
3位 住居費
4位 眺望
5位 ランニングコスト
注目は2位の広さです。
自分たちが住むには広すぎたか、部屋が余ったということでしょう。
子供たちが出ていけばいずれ使わなくなりますし、その分ムダな住宅ローンを払わなければなりません。
まとめ
購入も賃貸もメリット・デメリットはあります。
私も社会人になってから、「マイホームを買うぞ!」と意気込んでいました。
しかし、過去に一度入院する病気を患った時、「もし仕事を辞めなければならない状態になると、住宅ローンを組んでいたらどうなるんだろう」と考えた時期があります。
なので、現時点での私は賃貸派です。
幸せのマイホームのはずが、住宅ローンの支払いのせいで足かせになったりもします。
家というと明るいイメージを持つ人がほとんどだと思います。
しかし、最悪の状況まで考えておかなければ、いざその状況になったとき後悔するかもしれません。
自宅は人生で大切な場所の一つ。
しっかり悩みましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。